音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

モーツァルトと天然痘

2021-06-17 22:29:31 | 音楽
先週末行った森はベリーがいっぱいでした。
これはナワシロイチゴ。
甘い。

ヤブヘビイチゴ。
これは食べられるけれど、味はしないらしいと書いてあって、食べませんでした。

クマイチゴ
これは甘くておいしかった❗種が多いですが。

たくさんなっていました。

モーツァルトがウィーンに入った1767年。
マリア テレジアの娘のマリア ヨゼファがナポリ シチリア王と結婚するので作曲の1つでも受注できないかと11歳のヴォルフガングと姉のナンネルを連れて父レオポルドはウィーンにやって来たのでした。

ところが、お祝いのために大勢の人が集まったために、感染症天然痘が流行り花嫁になるはずだったマリア ヨゼファが罹患し亡くなってしまいます。

この流行を目にしたレオポルドは現在のチェコ モラヴィア地方のオロモウツまで避難します。

王妃が亡くなったのが10/15。
200キロの旅のはてオロモウツに着いたのが10月末。

ここでヴォルフガングが高熱を出し、続いてナンネルも。

天然痘にかかってしまいます。

ところが若かったせいなのか、二人は天然痘を克服し生き残ります。

ジェンナーによって牛痘種痘方が論文が発表されるのが1797年。
危なかった。
この時亡くなっていれば、名曲の大半が失われていました。

ところで調べていたら、この1767年は北アメリカで初めて生物兵器として天然痘が使われた戦争が行われていました。

ポンティアック戦争で
イギリス軍が天然痘患者が使用した毛布をインディアンたちに配ったというものです。

毛布を配る前から流行っていたと言うこともあるそうですが、天然痘やチフス、赤痢などヨーロッパから持ち込まれた感染症の流行によって2000万人以上いたネイティブアメリカンの人口は25万人に減ってしまったと言うことです。

こわっ!