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モンテヴェルディの始めたこと

2021-12-12 20:25:59 | 音楽
先週いった琵琶湖のそばの道。
運転手 次男がいるとこういう写真がたくさん撮れます。
ありがたいです。

クラウディオ モンテヴェルディ(1567-1643年)

スペイン帝国クレモナ生まれ、ヴェネチア共和国ヴェネチア没。

ルネサンスとバロックの両方に分類される作曲家です。

クレモナの大聖堂の楽長に学んだ後、マドリガーレを何曲か出版します。

1590年、マントヴァのヴィンチェンツォ一世 ゴンザーガの宮殿で、歌手、ヴィオラ ダ ガンバ奏者として雇われます。


1602年には宮廷楽長になります。
9巻のマドリガーレを出版します。

五巻以降、ポリフォニーというルネサンスの形式を超えて、モノディという方法を打ち出しています。

ポリフォニーを第1作法、モノディを第2作法と呼び出したのも彼です。

簡単にいうと、ポリフォニーが複数の声部で歌うことで
モノディは1つの旋律に伴奏がつくということで、今では当たり前になった歌謡曲のような形の歌い方のことです。

他にも通奏低音、調性の機能的な使用音楽による劇、効果音、オーケストレーションなども、モンテヴェルディが始めたと言われています

1612年ヴィンチェンツォ公が亡くなると、楽長を解雇されます。
1613年サン・マルコ寺院の楽長に任命され、

破綻していた楽団を建て直し、マドリガーレ集を8巻までだし、チケット興行で運営する初のオペラハウスのために多くのオペラ作品を書きました。

1632年カトリック司祭に任命され、サンタ マリア グラリオーサ ディ フローリ聖堂に埋葬されました。