先月飛行機から撮った空です。
ベートーベン自筆譜
年末というと、ベートーベンの第九。
ベートーベン自筆譜
1824年、ベートーベン54歳の時の作品です。
1827年に亡くなり、最後の交響曲になりました。
聴覚障害のためハイリゲンシュタットの遺書を書いたのは32歳の頃、40代ではほぼ全聾だったろうと言われていますが、諸説あります。
人の声を交響曲に使うという、当時誰もやらなかったことをやったこと。
音楽に明確なストーリーがあること。
「人類最高の芸術」とも言われています。
日本で年末に演奏するのは、編成が大きく、沢山の人数が必要なため、年越しに必要なお金を多くの演奏家に渡すことができるからと言われています。
お金は大事。
ベートーベンは父親が大酒飲みで、家計を省みなかったため、母親や、二人の弟たちを養うために早くから音楽で稼がなくてはなりませんでした。
職業音楽家としてやっていくためにいろいろ苦労しています。
テンポも諸説あり、ベートーベンが書いたとされるテンポが、後に加筆されたものだと否定されたりして、定説はまだありません。