音楽の喜び フルートとともに

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子どもと魔法

2021-12-14 22:59:00 | 名曲
今日は子育てサロンのクリスマスでした。

メロディベルのきよしこの夜で、サンタさんをお迎え。

サンタさんからはクリスマスの鈴のプレゼント。

サンタさんとシールを貼って鈴を完成させたら、

あわてんぼうのサンタクロースを鈴を振りながらみんなで歌いました。

久しぶりに子育てサロンに子どもたちの声が響きました。

例年はフルートを吹いたり、絵本を音楽入りで演奏したりしていますが、今年は断念。

できることで、楽しみました。

オペラ「子どもと魔法」は1924年

モーリス ラヴェル(1875-1935年)

によって作曲されました。
脚本は
シドニー=ガブリエル クロディン コレット(1873-1954年)

パリオペラ座


のジャック ルーシェ
の依頼で「わが子のためのディベルティスマン」を書き、ラヴェルに音楽を依頼したところ、ラヴェルにオペラに膨らませることを提案され実行しました。

幻想的オペラとラヴェルは名付けています。

あらすじは
フランスノルマンディーの田舎の6歳のぼうや
母親に「宿題をしなさい。」
と言われましたが、さぼっています。
再びやってきた母親に「罰として、紅茶は砂糖抜き、パンはバター無しですよ。反省しなさい。」と言われてしまいます。

腹をたてたぼうやは、カップを叩き割り、籠の中にいるペットのリスをペン先で突いたり、雄猫の尻尾を引っ張ったりと八つ当たりを始めます。火掻き棒で暖炉の灰を掻き回したり、壁紙を破いたり、大時計の振り子にぶら下がって外し、ノートや本を破って「僕は意地悪で自由!」と叫びます。

疲れたぼうやがソファに座ろうとすると、ソファが動き出し「これでやっとあの乱暴な子どもを追い出しました。」
とうたいだします。

それに続きぼうやに乱暴に扱われたものたちが歌い、脅かし復讐しようとします。

大乱闘になった時、傷ついたリスを見つけ、ぼうやが包帯を巻き、傷の手当てをします。
「ママ!」と倒れてしまった
ぼうやを取り囲み、物たちは
「傷の手当てをしたよ。優しい子どもだ。」とぼうやをママの所に帰します。