音楽の喜び フルートとともに

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チマローザ

2021-12-06 23:25:40 | 音楽
今日は、ヴァイオリンとフルートの島崎さん、ヴィオラの金重さん、ピアノ坂田さん、フルート久米のカルテット。

ところが、取り込みがあって金重さんは午後から。

午前中はトリオになりました。
島崎さんが持ってきてくれたチマローザのフルートコンチェルト、ケーラーの花のワルツを合奏。
チマローザはとにかくかわいい。


ハヤトウリと柿、ラディッシュのクリームチーズのサラダ、ゴルゴンゾーラチーズソースを使ったパスタ。
野菜は琵琶湖の道の駅で買って来たものです。

食べていると金重さんが着きました。

カール エマニュエル バッハのカルテットH642。
初めて吹いてみましたが、なかなかいい曲。

後は交替でベルガマスク組曲など弾いてしゃべって、楽しみました。

ドメニコ チマローザ(1749-1801年)

イタリア アヴェルサ生まれ、ヴェネチア没
父は職人、母は洗濯女。
父は早く亡くなり、サンセベロデパドリコンベンチュアリに移住し、修道院のオルガニストの神父に音楽を学びます。

1761年サンタマリアディロレート音楽院に入学。11年そこで学びました。

数年のうちに、オルガン、ヴァイオリン、チェンバロ奏者として高く評価されました。

1772年、フィオレンティーナ劇場でオペラ奏者としてデビューすると、ナポリとローマの劇場で13のコミックオペラで成功します。

1779年、ロンドン公演で大好評。ヴェネチアで成功します。

1787年ロシアのエカテリーナ二世に招待され、

サンクトペテルブルクのエルミタージュ劇場
オペラを演奏すると、気に入られ、二人の孫に音楽を教えることになります。

その後ウィーンに行き、最高の栄誉で迎えられます。
トスカーナ大公国レオポルド二世によってチャペルマイスターに任命されました。
サリエリの後任でした。

1792年、ブルク劇場で上演された「秘密の結婚」はすぐに複製されたほど人気で代表作になりました。

しかし、政治的な混乱が始まっていて、彼はナポリ共和国時代に自由党に所属します。

ブルボン王家が戻ったとき、彼は逮捕され、他の多くの党員が死刑になりました。
彼は多くの特別な崇拝者のとりなしにより、亡命刑に減刑され、ヴェネチアに亡命します。

1801年胃がんの悪化により、ヴェネチアで亡くなりました。