今日は子育てのサポートで、子どもを塾に送りました。
枯れ草ばかりのいつもの土手を覗きながら歩くと、カワウや鷺、鴨、野鳥が来ていました。
カワウは魚をさがして忙しそう。
撮ろうとしたけど、ベストショットでこれでした。
二人で川を覗きすぎて、曲がり道を行き過ぎるところでした。
アヴェマリアという曲はたくさんあります。
グノー
カッチーニ(ウラジミール ヴァヴィロフ)
ビゼー
リスト
サン・サーンス
モーツァルト
トスティ
マスカーニ
ヴェルディ
ジョスカン デ プレ
ブラームス
ブルックナー
エルガー
ドニゼッティ
ホルスト
有名作曲家だけでもこんな具合。
中でも有名なものが
フランツ シューベルト(1797-1828年)
神聖ローマ帝国リヒテンタール ウィーン生まれ、オーストリア帝国ウィーン没
のアヴェ マリア
1825年に「エレンの歌」第3番として作曲されました。
ウォルター スコットの叙事詩「湖上の美人」のドイツ語訳(アダム シュトルム)に曲をつけたものです。
湖上の美人とは、16世紀エレン ダグラス スコットランド、ハイランドの人で、父親とともにスコットランド王に追放されました。
道に迷った正体不明の若者に出会い助けると、彼は自分の指輪をエレンに渡します。
そして困ったことがあれば城に来て指輪を見せるようにと告げます。
その後エレンの父親は反乱軍のリーダーとして王と戦いますが破れ、エレンの恋人マルコムと捕らえられます。
そこでエレンは聖母マリアに父の無事を祈って歌うのが「アヴェ マリア」です。
エレンが城に行き指輪を見せると、持ち主の若者こそが国王だったのです。
エレンに心惹かれる王でした
が、約束通り父親とマルコムを釈放します。
エレンとマルコムはめでたく結ばれます。
スコットの詩にシューベルトは曲をつけたので、
宗教曲の範疇に入らない「アヴェマリア」ということになります。
しかし後に、カトリックの祈祷文をつけたものが現在よく聞かれる「アヴェマリア」です。
ロマン派の時期は、宗教と世俗が曖昧になった時期でもありました。
これは宗教曲版です。