音楽の喜び フルートとともに

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ホルンの世界

2022-08-30 20:58:31 | 楽器
日曜日、洲本の商店街でランチ
煮魚定食は鯖が丸々一匹。

驚いたのは隣のお客様のお子様ランチにも丸々一匹!
さすが島の食堂。

日曜日定休日なのか?閉まっている店が多く

ここは元旅館。


完全に閉店。少子高齢化は全国に…。
経済優先はますます不経済。

朝顔はヒマラヤ、中国原産。
奈良時代末期遣唐使が種を薬として持ち帰ったのが日本での始まりでした。

江戸時代に一大ブームになりました。
江戸時代の変化朝顔といって世界的にも珍しいほどの数の朝顔が品種改良され、1200種も作られたそうです。

ブームは、文化文政期(1804年-1830年)、嘉永安政期(1848年-1860年)の2度。

ブームの発端は、文化3年(1806年)の江戸の大火で下谷に広大な空き地ができ、そこに下谷・御徒町村付近の植木職人がいろいろな珍しい朝顔を咲かせたことによるそうです。

その後、趣味としてだけでなく、下級武士の御徒が内職のひとつとして組屋敷の庭を利用して朝顔栽培をするようにもなったそうです。



武器の代わりに朝顔を栽培していたなんて平和がもたらした配当です。

ラッパ型の朝顔の花に因んで今日はホルン。あの開いた部分ベルは、本当に朝顔って呼ばれています。

hornは角という意味で、古くは角笛を意味していました。

分け方によってはトランペットの1種とされることもあります。
ホルンと名前のつく楽器はたくさんありますが、別の楽器に分類されています。
フリューゲルホルン、イングリッシュホルン、バセットホルン、ポストホルンなどなどホルンという名前ですが、ホルンには分類されません。

詳しい構造上の違いは文章では難しいので調べてくださいね。

シングルホルン
軽くて操作性が良いけれど、音色がわるくダブルホルンの普及で使われなくなりました。

オクターブ高い音が出るデスカント管をつけてバッハのブランデンブルクなどは演奏されます。

ダブルホルン

一本の楽器で2種類の調性に対応できるようになりました。
現在の主流楽器です。

セミダブルホルン
補正管をつけて補正ピッチ方式
2つの調性に対応できます。

フルダブルホルン
独立した2つの調性をヴァルブで切り替えて演奏できます。
低い方の調性の音がよく、重たいものの、音色が良くなっています。

トリプルホルン
3つの調性にレバーで切り替えて演奏できます。
それにデスカント管を3つ付け替えてあらゆる調性に対応できるようになりましたが、重いことと、複雑な操作であまり普及していないそうです。


フレンチホルン
元々はフランスのピストン式ホルンのことです。しかし、今はアルトホルンや他のホルンと区別する意味で、ロータリーヴァルヴを搭載したドイツ式のホルンが、フレンチホルンと呼ばれています。

ウィンナホルン 
ピストンはあるが、音が割れやすく音量を上げずに音量が大きさを表現できるので歌の伴奏に適しています。
高音の倍音が出にくい。

ナチュラルホルン
ハイドンやモーツァルトの使ったホルン。
ナチュラルホルンに穴を開けたりして正しい音程を出せるようにしているものもあります。

ホルンの有名な協奏曲は、ハイドン、テレマン、モーツァルト、シューマン、ウェーバー、リヒャルト・シュトラウス、ヒンデミットなどなど結構あります。
今回はモーツァルト!