王子公園に咲いていたコスモス。
cosmosの語源はギリシャ語の「宇宙」を意味しています。
「秩序」という意味もあったみたいです。星座の世界=秩序を持つ完成した世界体型と信じられていた「宇宙」のことです。反対語はカオス「混沌」です。
ようやく秋らしくなってきました。
牧野に帰ってきたら、溝に珠簾(タマスダレ)
藤本川に映った雲もきれい。
は1777年エステルハージ家の次男ニコラウス伯爵とマリア アンナ ヴァイセンヴォルフ伯爵夫人の婚礼を祝うために「月の世界」を作曲しました。
ようやく秋らしくなってきました。
牧野に帰ってきたら、溝に珠簾(タマスダレ)
藤本川に映った雲もきれい。
フランツ ヨーゼフ ハイドン(1732-1809年)神聖ローマ帝国下オーストリア大公国ローラウ生まれ、オーストリア帝国ウィーン没
は1777年エステルハージ家の次男ニコラウス伯爵とマリア アンナ ヴァイセンヴォルフ伯爵夫人の婚礼を祝うために「月の世界」を作曲しました。
エステルハージ宮殿歌劇場で初演されました。
エステルハージ宮殿
ハイドンザール
ハイドンザール
台本はカルロ ゴルドーニ(1707-1793年ヴェネツィア共和国)
のドランマ ジョコーソ(音楽のためのおどけたドラマ)原作をカール フリーベルトが改作したものです。
1700年後半の宇宙のイメージがわかる作品です。
エセ天文学者エックリティーコがクラリーチェとの結婚を認めさせるために、豪商プオナフェーデに「月には素晴らしい世界がある」と吹き込み、仕掛けを加えた望遠鏡をのぞかせます。
有頂天になったプオナフェーデは月の世界に行く準備をします。
エックリティーコは月の世界の皇帝から招待状が来た。とプオナフェーデを訪ねます。
そして魔法の薬をのむと、「月の世界に行くことができる。」と言って薬を飲ませます。
実は睡眠薬でプオナフェーデは眠ってしまいます。
月の世界の装飾をした家の庭で、プオナフェーデが目覚めると月の皇帝に扮した従僕が現れます。
すっかり信じ込んている彼の前に、娘のクラリーチェ、エックリティーコも現れ、月の皇帝が2人を結婚させるように宣言します。
最後に騙されていることに気づき、怒りを爆発させますが、自分が娘に強要してきた厳しい掟を反省し、結婚を認めます。
持参金も分け与え、一同月のもたらした幸運に感謝して終わります。
ハイドンのオペラ「月の世界」序曲
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