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孤立を減らそう。

2012-04-12 20:47:35 | 哲学

椿は、庭木として日本人に長く愛されてきた歴史を感じます。これは、紅妙蓮寺。
かわいらしさと、格調。独特の和の空気がする一輪だと思います。

突然ですが、明日から日曜まで、沖縄に行きます。
飢えた国民のために膝を屈することどころか、目線を下げることさえできない誇り高い指導者のおかげで、私たちを含め、世界中が迷惑をこうむっていますが、一番の被害者はその国の国民であることを忘れてはならないと思います。

DV被害者が、基本的人権を保障され、男女機会均等法のある日本でも、後を絶たなく、いつでも逃げられるのに、逃げられない。何年も殴られながらがまんしている。心理構造と同じことが、その国でも起こっているように思えます。

一発殴られてすぐ逃げたら逃げられるけれど、3年我慢すると逃げられなくなるといいます。
束縛され、孤立させられ、殴られると言う時期と、甘い、甘い蜜月、謝り、プレゼントを贈り、下僕のようにつくす時期を繰り返すことで、共依存関係を深め、正常な判断ができなくなっていきます。

飢えさせ、自由を奪い、孤立させ、指導者を頼らずを得ない状況に追い込んでおいて、世界にこんなに力を示すことができる国の一員なんだという勲章、ネックレスを与え、国民のプライドを保障する。
時には、お気に入りを取り立てて、甘い蜜を与えて、自分に仕えるメリットを強調する。
親を頼らずを得ない子どものような心理状況に、国民はいます。

支えるものがいなければ、権力者は存在できないと、ジーン・シャープはいいましが、先の指導者がなくなった時の、国民の大仰な涙は長く続く体制の中で、ほかの選択肢への発想もないくらいのところに、国民は追い込まれているように思えます。

DV被害者が、洗脳からとかれ、開放されるのは、さまざまな選択肢への情報を得て、孤立感から解き放たれたとき。
あきらめないで。



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