金曜日に帰ってから、のどが痛み出し、風邪かしら?と思いながら、土曜日。
やっぱり、痛い、でも今日は、音楽であそぼう!そんなことは言っていられません。
今回はなぜか、男子ばっかり。いつもの女子は、男子が集まっているのをみるやいなや、帰ってしまいました。気を取り直して、音楽であそぼう!
6月は梅雨。ということで、ショパンの雨だれを、Sさんに弾いてもらい、「雨の感じがするか?」きいてもらいました。弾き終って、聞いてみると、「雨の感じがするか、ビミョウ~。」
「ショパンは雨と思って書いたわけではないんです。後から聴いた人が雨だれの感じがするって言い出して、今では雨だれとよばれているんです。」
音楽室には、たくさんの作曲家の肖像がかかっていますが、ショパンはあると思って聞くと、「ないでぇ!」
「そんなはずは?」「あら、ホント無い。」こんなこともあるんです。残念。
「6月にこの辺でよく咲いている花に「アマリリス」があります。
今日はベルでアマリリスを演奏しましょう。」ということで、アマリリス。
やんちゃな男の子達でしたが、6年男子が二人いて、そのうち一人の子どもが、どうもみんなの中で尊敬されているらしい。
「音出すのやめろ!」と鶴の一声で、みんな静かにします。
といっても、ベルをやると言っているのに、ピアノを弾いたり、リコーダー吹いてみたり、
「後で、他の楽器をする時間はあるから、今はベルをやってくれるかな?」と、お願いします。
強制ではないと納得してくると、子ども達は本当に協力してくれるようになってきます。
どの音のベルを持つのかを決めるのがまた大騒ぎ。
「一つの音につき、二人だよ。希望する人が多いときはどうやって決める?」
じゃんけんと言う意見はめずらしくでません。
今回は意外にも「じゃ、おれいいわ。」と譲る子が多いです。
そのかわり、一人が「おれ、マイケルって書いて」「いいよ。」というと、「えーっ!」
「ここでは好きな名前で呼ばれていいんだよ。」と言うと、みんな口々に「フルメタルドラゴンって書いて。」「おれは、サーベルナイトドラゴン。」あっという間に、強そうな名前が並びました。
「いいけど、自分の名前覚えといてよ。」
しばらくすると、またまた他の名前に変えて、と言う要望が・・・音選びで終わってしまいそう。と心配になリ出した頃、「やっぱり、〇〇に変えて。」と本名を一人が言い出し、結局全員がもとに戻って。
不思議ですが、子ども達自信の話し合ったり、決める力に期待して待っていると、どんなにもめても、時間内にすべてのプログラムを終えることができます。
さて、アマリリス。1回演奏してみて、「どう?うまいこといった?もうやめようか?」というと、「もう一回!」
結局、完璧に近くなるまで、繰り返しました。
最後は、かえるのうたを音楽室の中の楽器で、好きなものを使って演奏してもらいました。
さっきの彼はリコーダーを持って、満足しているみたい。「他の曲やりたいっていってたけど、する?」念のため聞いてみると、「いいよ、これで。」
いつものことですが、太鼓群を選んだ子ども達が力いっぱい叩くので他の音がきこえにくい。
「今度は、他の楽器の音を聴きながら演奏してみてくれる?」
今度は、旋律がちゃんと聞こえました。
今回も子ども達のおかげですばらしい演奏を聴くことができました。
感謝感謝
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