音楽の喜び フルートとともに

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阪南ギタークラブコンサート

2024-04-01 21:00:00 | バロック
阪南ギター練習会のコンサートに来ました。3月31日、尾崎駅近くのサラダホールで、前田恵理さんとジュリアーニの「協奏的大二重奏曲」を演奏しました。

サラダホールの近くの尾崎公民館で下合わせ。
前田さんとは初めてなのでそちらで合わせてから本番です。

コンビニでサンドイッチを買って来て、食べてからはじめました。

合わせ後、ただいまご両親の介護をされているということで、私も父の介護10年の話で盛り上がってしまいました。

途中
「ここから。海が見えるのよ。」と前田さん。
「駅から一分くらい。」
残念ながら二階からは見えませんでした。
「屋上からだと見えるんだけど…。」
海見たかったな。

後は移動して本番。

サラダホールは、響きもよく、お客様も温かかった。感謝です。

アントニオ・ルーチョ・ヴィヴァルディ(1678-1741年)ヴェネツィア共和国ヴェネツィア生まれ、神聖ローマ帝国オーストリア大公国ウィーン没

1725年のヴィヴァルディの肖像画。フランス系オランダ人のF.M.ド・ラ・カーヴによる銅版画

バロック音楽後期の著名な作曲家の一人、ヴァイオリニスト、ピエタ院の音楽教師、カトリック教会の司祭。興行師、劇場支配人でした。
多数の協奏曲の他、室内楽、オペラ、宗教音楽等を作曲。

フルート協奏曲集第10番の
正式な原題は「フラウト・トラヴェルソ、第1および第2ヴァイオリン、ヴィオラ、オルガン、チェロのための6つのコンチェルト」。

音楽史上初のフルート協奏曲。

1729年頃(?)にアムステルダムの楽譜出版社ミシェル=シャルル・ル・セーヌ

からの委嘱を受けて作曲されたものと伝えられています。ただし、それぞれの作曲された年代は不明です。

作曲の際ヴィヴァルディは、以前作曲した旧作から適切に選んで、フルート用に再度編曲しています。

全6曲のうち5曲には原曲である室内協奏曲の版が存在し、残りの一曲、第4番の原曲は発見されていません。
第4番は6曲をまとめるために新たに作曲したと考えられています。

第5番の2楽章にヴィヴァルディの編曲指示が残っているため、編曲の大部分は出版社のほうで行った可能性が高いと言われています。

ヴィヴァルディが活躍していた当時のイタリアの貴族の間では、伝統的にチェンバロ、声楽、ヴァイオリンが重んじられ、管楽器は軽く見られる傾向がありました。

フランスのスールシュ侯爵兼グラン・プレヴォであるルイ・フランソワ・デュ・ブーシェの家族 フランソワ・ユベール・ドルーエ(1727-1775)の絵画 1756年


アンドレ・ブイ(イエール、1656年 - パリ、1740年)
作曲家のミシェル・ド・ラ・バールが「マリン・マレと王の間の普通のフルート奏者たち」を指揮
しかし、その頃のドイツやフランスなどでは、フルートは貴族の愛好する洗練された楽器と見なされ人気がありました。そこでアムステルダムで出版されたのが、このフルート協奏曲集 作品10です。

第1番 ヘ長調『海の嵐 (La Tempesta di Mare)』 RV.433
同名のヴァイオリン協奏曲「海の嵐」もありますが、関連性はありません。

第2番 ト短調『夜 (La notte)』 RV.439

第3番 ニ長調『ごしきひわ (Il gardellino)』 RV.428

第4番 ト長調 RV.435

第5番 ヘ長調 RV.434

第6番 ト長調 RV.437

第1番 ヘ長調『海の嵐 (La Tempesta di Mare)』 RV.433



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2 コメント

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ブーシェ (takan32)
2024-04-01 20:06:38
久米さんへ、私のブログにいいね!をありがとうございます。
ブーシェやフラゴナールなどロココの絵画はとても好きな絵画です。優雅で色使いも鮮やかです。
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Unknown (m-fluteangel16)
2024-04-04 23:22:25
@takan32 さん、いつもありがとうございます。
ロココ絵画素敵ですよね。
プーシエもフラゴナール、私も好きです。
花のような人物画にうっとりしてしまいます。
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