音楽の喜び フルートとともに

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里山

2008-08-02 00:55:18 | Weblog

胡蝶蘭は花が蝶の羽の形に似ているところから、その名がついたそうです。やっぱり綺麗。

子どもが小学生の頃は、練習する時間がなくて困りました。休みの時は、家族でいる時間も大切にしたいし、練習もしたい。息子二人はじっとしていられない。
特に虫好きな上の子は、寝ても起きても、授業中も虫、虫。
夏は、6月頃からもうカブトムシ、クワガタとり。車で近くの里山へでかけ、クワガタや、カブトムシを取りました。
夫と、息子二人は、崖を登ったり、クヌギの木の根を掘ったり、樹液の出ている木の穴を懐中電灯で照らしたり。
蚊に噛まれたり、泥だらけ、汗だくになりながら、クワガタ採集に。

私は、途中まで、お相伴していましたが、思いついて、フルート持参するようになりました。森の中で練習。
蚊取り線香を譜面台に木のつるでひっかけて、ゴーベールのソナチネなんか演奏しました。
風が吹くので、クリップであちこちとめて。蚊取り線香していても噛まれましたが。
谷底の川べりで吹いていると、オニヤンマが横切っていったり、大体同じコースを行くので、しばらくするとまた戻ってきたり。鶯や、ヒヨドリ、シジュウカラが一緒に鳴きだしたり。うるさい、ハエや、スズメバチがブーンと飛んできたり。

せせらぎや風に揺れる木立の大きな森の持つリズム・・・波のようなものに音楽がフウッとのっていく。そんな気がします。遠くの山の頂上の木の葉の揺れまでが音楽にあっている。不思議な瞬間があります。

そのうち、こどもたちが、虫かごに今日の収穫を持って帰ってきます。6月からミヤマクワガタに、カブトムシに始まって、ノコギリクワガタ、コクワガタ、まれにオオクワガタ。オスが何匹で、メスが何匹。大きいやつを持って帰って、残りは逃がす。腐葉土を森の土から、古木をひらって帰る段取り。

そんな相談を3人で嬉々として話してくれます。ほとんど毎週、夏休みの週末は100円の網と、バケツと虫かご。それだけで楽しみました。もう上の子は来ないけれど、下の子はまだ来るかな?来週末くらいまた、いってみようかな?


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