音楽の喜び フルートとともに

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イースターリリーが咲いていました。

2022-06-10 21:44:28 | ロマン派
木村直子先生のヴァイオリン、ヴィオラ金重さん、木村政雄先生のチェロ、フルート久米のカルテット練習でした。

長居植物園の緑も濃くなってきました。


紫陽花に

テッポウユリが咲いていました。

練習の後は、和風お菓子と、紅茶のムースのケーキを食べました。
モーツァルトのフルートカルテットCdur。
8.7の本番までまだまだ磨きたいと思います。

テッポウユリは、台湾と沖縄原産。
1819年にイギリスに渡り、1873年のオーストリア ウィーンの万博博覧会の日本の展示で紹介され、人気に火がつきました。

1880年バミューダに渡り、フィラデルフィアで、イースターリリーとして
大人気になりました。
1889年ウィルス感染のためバミューダの産地が壊滅状態になると、それから1941年真珠湾攻撃まで日本から輸出され、毎年3000万個の球根が送られたとか。

戦後はブームは落ち着いています。

イースターリリーは、キリストが十字架にかけられたとき、その汗がユリの上に滴り落ちたという言い伝えから、イースターにはユリが飾られることになりました。



それ以前にも受胎告知の時のイエスの象徴としてこちら、古くから使われています。

聖書には

野に咲くユリをご覧なさい。どんなふうに咲いているでしょうか。

あくせく働いているわけではありません。

でも、ソロモンの栄華の極みでも、その装い

このユリのそれにも及びません。




という言葉があります。

アレクサンドロ コンスタヴィッチ グラズノフ(1865-1936年)
ソ連サンクトペテルブルク生まれ、フランスパリ没

は、ソ連の音楽教育の基礎を築いた人ですが、それでも人生の最後には亡命せずにはいられなかった人です。

彼の作った劇付随音楽「ユダヤの王」op95は、イースターの時によく演奏される曲です。1.2楽章です。






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2 コメント

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蛇足ですが (takobouzhirose)
2022-06-11 00:48:52
fluteangel16さんが引用された
「野に咲くユリも神は栄華を極めたソロモンよりも美しく装う」 という言葉に続けて、

「だから あすのことで思いわずらうな。 あすのことはあす自身が思いわずらうであろう。その日の苦労はその日一日だけで十分である」とマタイ伝の記述は結ばれますね。

マタイ伝の中で ここが一つのクライマックスだと思います。 

「野に咲くユリも天に守られているのだから 人が守られないはずはない」 という意味で 例えをたくみに使った表現だと思います。

僕はマタイ伝のここの記述がとても好きです。
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Unknown (m-fluteangel16)
2022-06-11 21:19:58
@takobouzhirose さん、うわぁ〜!いい言葉、素敵な意味ですね!
こういうところをちゃんと信仰すれば、戦争なんて起こしようが無い気がします。野に咲くユリの一本までも大切にする信仰心があれば、その花を爆撃などできないはず。ましてや、人の生命までも。
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