月曜日夕方から渡辺橋のサロンドプリンシパルでフルートアンサンブル「エスカル」のレッスンでした。
今日は神戸エスカルのバスフルート仲間が会社帰りに寄ってくれました。
定期コンサートも終わったので、新しい曲を榎田先生から頂きました。
ヨハン シュトラウス2世の「美しき青きドナウ」
フルート五重奏の譜面で、今日はアルト氏がお休みなので、アルトパートは無し。
じゃんけんでパートを決めたら、私とバス氏が1stに、
バスフルートは、借り物なので誰が吹いても良いので、バスを吹いたことの無いH嬢が「吹いてみようかな」と吹いてくれました。
久しぶりのコンサートフルート。
榎田先生もコンサートが終わったので、引っかかりまくる私達にもニコニコ。余裕でした。
初見大会はなかなか難しいでしたが。
ワルツは「頭の体操」と、榎田先生。
踊りの音楽なので、同じモチーフ、三拍子が少しずつ形を変えて現れます。
リピート記号、セーニョ記号、コーダ、フィーネがワルツごとに設されていて、どこに帰るのか?迷子になりがち。
この繰り返しの多さが大衆に受けた秘訣なのですが…。
そしてところどころに、仕掛けられるルバート。
一筋縄ではいかないところが「頭の体操」榎田先生「うまい!」
座布団あげたくなります。
ホント、腰も脚もお悪いので、指揮のための高いクッションのない椅子がつらそう。座布団あげたい。
筑前橋から渡辺橋を望む
超人気の「美しき青きドナウ」については、以前に書いたので、代わりに
「皇帝円舞曲」op437
ヨハン シュトラウス2世(1825-1899年)オーストリア帝国ウィーン生まれ、オーストリア=ハンガリー帝国ウィーン没
1890年シュトラウス
1889年ドイツ帝国の首都ベルリンにできる「国王の建築」ケーニヒスツバウ
ケーニヒスツバウ1905年
の5日間のこけら落とし演奏会に作曲と指揮が何人かの著名な作曲家に依頼されました。
の5日間のこけら落とし演奏会に作曲と指揮が何人かの著名な作曲家に依頼されました。
ヨハン シュトラウス2世にも依頼されます。
騎士「バスマン」の作曲に忙しく断ろうと思っていましたが、五夜連続のコンサートの初めに指揮をする栄誉を得たこと、総勢100人の大構成のオーケストラであったこと、報酬も良かったことなどから思い直して引き受けました。
ベルリンとウィーンの新聞では「手に手を取って」という題名で報じられています。
それはこのイベントがオーストリア =ハンガリー皇帝フランツ ヨーゼフ
1世と、ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の臨席が予定されていたことから、両国の親善を祝してその名になりました。
ヴィルヘルム2世(左)とフランツ ヨーゼフ一世(右)
後に楽譜出版社ジムロックによって「皇帝円舞曲」と言う名が提案され、この名になりました。
演奏会は大編成のオーケストラで演奏され、大成功しました。
この演奏を聴いたブラームスは
1894年シュトラウスとブラームス
「これは管弦楽法がすばらしいので、見事に鳴るんだ。しかし結局、魅力の秘密なんか考えてもしょうがないな」
と、絶賛しました。
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