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I先生のマスタークラス

2018-07-23 22:21:29 | レクチャー、マスタークラス

土曜日は、梅田でI先生のマスタークラスでした。
地下街にトリケラトプスが寝ていました。
ジュラシックパークの宣伝でした。

ソノリテのロングトーンの練習。
美しい音を追求する先生の姿勢には本当に驚かされます。

音程、ビブラート。

タファネル&ゴーベールの4番。
今日はスラーで登り、タンギングで下ります。
C#の入る指使いは、右手の中指、薬指を押さえて滑らかに移動できるように。

Bは、ブリジアルキー、Aisレバー、右手の人差し指を適切に使い分けます。

高音のF#では、ブリジアルキーは離さなくてはなりません。
便利なキーですが、いつも使えるわけではありません。

右手の人差し指は、Gから移動するときには、クロスフィンガリングになり
一部キーが空きがちななので、Ais レバーを使います。
滑らかな指使いを研究しつくしておられます。

ガリボルディの88番の4番。


はじめの低音のHから中音のHへのオクターブの音程に気をつけて、

装飾音符は、トリルの一部のように16分音符の装飾音は3拍目の8分音符の中で取ります。

E#F#GF#の装飾音のF#は、初めの音を右4で次の音を右3で

12小節目のF#とEのトリルは、Fは右手の中指を使い、Eの右手は2トリルキーを押さえて、左手だけで薬指を動かします。

スラーの中の装飾音は、舌を動かさず、できるだけ滑らかに入りましょう。

これぐらいでいいだろうと思っていると、先生はもっと美しく、滑らかに演奏されます。

目の前で聴けるのは本当に幸せです。

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