日曜午後はギターの岡山友樹さんが合わせに来てくれました。
それから今日来てくれた岡山さんとカルリの「英国国歌による幻想曲」
いつもニコニコ穏やかな岡山さん。
在位下、1744年にイングランド上陸に失敗した小僭王チャールズ・エドワード・ステュアート
は、1745年に側近のみを引き連れてスコットランドに上陸しました。
11月23日(祝日)
西宮ギター練習会第21回コンサート
夙川公民館ホール11:00開演
の練習でした。
この前神戸原田の森美術館でご一緒したコントラバスの安福さんから頼まれたアザラシビリのノクターン
ヴァイオリンとチェロとピアノの曲をフルートとコントラバスとギターに編曲。
10月は本庄さんがギターを弾いてくれましたが、今度は渡瀬さんが弾いてくれます。これ、すごくいい曲です。
それから、
木曜に田郷さんと合わせたピアソラの「タンゴの歴史」から「カフェ1930年」
70年前のギターで432ヘルツで合わせましたが、今度はモダンギターで弾いてくれます。
それから今日来てくれた岡山さんとカルリの「英国国歌による幻想曲」
いつもニコニコ穏やかな岡山さん。
フェルディナンド カルリ(1770-1841年)イタリアナポリ生まれ、フランス パリ没
の
「英国国歌の主題による幻想曲」という名前の曲を演奏しますが、現在、イギリスに法律で定められた国歌は無いそうです。
「英国国歌の主題による幻想曲」という名前の曲を演奏しますが、現在、イギリスに法律で定められた国歌は無いそうです。
1745年ジョージ2世が制定した「神よ女王(国王)を守り給え」God Save The Queen(King)が一般的に国歌とされています。
国王ジョージ2世
在位下、1744年にイングランド上陸に失敗した小僭王チャールズ・エドワード・ステュアート
は、1745年に側近のみを引き連れてスコットランドに上陸しました。
ハイランド地方の氏族は小僭王の下に結集し、政府軍をプレストンパンズ(Prestonpans)において破り、以後ジャコバイトはイングランドへ向けて侵攻を開始しました。ジャコバイト(名誉革命の反革命勢力でチャールズの王位継承権を主張しました。)がイングランド中部ダービーまで南下してロンドンを脅かす中で、トマス・アーン
は君主と国家の安寧を祈って「神よ、国王陛下を護り給え」を編曲しました。
1745年9月28日、ドルリー・レーン王立劇場(Theatre Royal, Drury Lane)においてベン・ジョンソンの喜劇『錬金術師』(The Alchemist)終演後に公式に演奏され、以後ロンドン各地の劇場で演奏されるようになって爆発的に広まりました。
しかし、これは証拠のある話ではなく、起源ははっきりしていません。
チャールズの野望は潰え弟が継ぎました。
カルリの他にも多くの作曲家が、この国家をもとに変奏曲を書いています。ヨハン クリスチャン バッハ、ベートーヴェン、リスト、パガニーニ、ドビュッシー、エルガー、ブリテン、アイヴスなど。
おお神よ我らが慈悲深き国王/女王を守りたまへ
我らが気高き国王/女王よとこしへにあれ、
神よ国王/女王を守りたまへ:
君に勝利を
幸福を栄光をたまはせ
御世の長からむことを:
神よ国王/女王を守りたまへ
おお主よ、神よ、立ち上がられよ
汝と君の敵を消散せしめたまへ
打ち砕きたまへ
彼らが策を惑はしたまへ
彼らが騙し手を挫きたまへ
我らが望みは汝の上に!
汝が選り抜ける進物の
君に喜びと注がれむことを;
御世の長からむことを:
我らが法を守りたまひ
絶えず理想を与へたまへ
声無きも声高きも謳ひぬ
神よ国王/女王を守りたまへ
神の御慈悲は
この御土のみでなく
そのくまなきに知らるる!
主はこの御国に、この広き世界の
全て人間は一つ兄弟たり、
一つ家族たることを知らしめす
闇に潜みし敵より
暗殺者の魔の手より
神よ国王/女王を守りたまへ
君が上に汝が腕を広げ
ブリテンが為に防がむ
我らが父/母にして君にして友
神よ国王/女王を守りたまへ
主はウェイド元帥をして
その強き祐けにより
勝利をもたらしめむ
乱を制しめむ
轟々たる濁流の如くして
反逆せしスコットランド人を破らしめむ
神よ国王/女王を守りたまへ
この国歌についてイギリス国内では、宗教的にはキリスト教国として神を信じる内容であること、政治的には君主制を正当化する内容であること、戦争の賛美をイメージさせることなどを指摘され、国歌の変更を求める声があります。2008年8月27日、イギリスの主要紙ガーディアンは「時代遅れの God Save The Queen を遂に破棄する時である」としました。