ひろの映画見たまま

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映画「BIUTIFUL ビューティフル」、死にゆく男のあがき、それは生への憧れか?

2011-07-06 20:00:03 | 映画

題名のBIUTIFULはスペル間違いではない。主人公が子供にスペルを教えたその言葉だ。

あの「ノーカントリー」のハミエル・バルデムが主人公を演じるスペイン映画。

あの大聖堂がバックに映し出される、バルセロナが舞台。

ここも移民の街だ、セネガル人や中国人。

彼らを相手に闇の仕事にも手を出しているウスバル。二人の子供がいるが

妻とは離婚、彼女は精神的に病んでいた。

彼は、血尿が出るので、医師に診てもらうと余命2か月のがんと診断される。

そこから、彼のあがきが始まる。

底辺の社会での、違法問題。

それはよかれとしたことが裏目に出たりする。

セネガル人は不法滞在で退去。

中国人には、仕事をあっせんするがそれが裏目に。

ただ、救われるのは、学校に通う子供たち。

一度は妻を呼び寄せるが、

上映時間148時間の長尺もの。

ただ、その暗さに、作品の本質を見られるか。

それとも逃げ出すか?

それは見る人次第。

とにかく、ずきんと来ることは間違いない。

 

 

 

 

 

コメント (1)
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