日本版「死刑台のエレベーター」は、原作に忠実に映画化されたという。
フランス映画は、見ているが、新しい映画という印象と背景に流れるジャズの新鮮さ。
ジャンヌモローのなんともいえないアンニュイな感じなどが思い出される。
ストーリーは、よく覚えていないが、今回の映画は
なぜか、都合よすぎる偶然が重なりすぎているように思える。
さらに、完全犯罪にしては、何か抜けているような感じがして、
最後は、腕利きの刑事が事件を解決するが、
これも、出来レースの感が。
ただ舞台が横浜、吉瀬美智子が、エキゾチックな雰囲気を醸し出し、
暴力団組長の別荘が第二の舞台となり、日本映画にしてはあか抜けている。
ただ、題名のエレベーターでの主人公の奮闘がいまいち迫力がない。
まあ、リメイクものにはオリジナルを超えるのは無理か?