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映画「戦火のナージャ」、戦争の愚かしさと悲惨さを描く!

2011-07-15 11:27:32 | 映画

これは、ロシアの巨匠・ミキータニハルコフの「太陽に灼かれて」の続編だ。ただ前作は未見。

冒頭、白昼のシーンがあって、字幕が白飛びして読みづらく、この二点でまず話が読めなくなった。

スターリンに背いて、反逆者となった父と娘の物語。

二人は、別れたまま、でもお互い生きていると信じて過ごす。

そして、二人は別々に戦争の渦中にあり、

攻めくるドイツ軍に、追われまくるのだ。

でもなぜか、二人は生き延びる。

それは、神のおぼしめしなのか。

戦争の非道さは、それぞれのエピソードで、痛烈に描かれる。

たとえば、娘。看護婦になるが、赤十字の輸送船が攻撃を受ける。

爆破、なぜか、ナタージャと牧師が一つの魚雷に捕まり助かりそう、

そこで洗礼を受ける。牧師は水死。

ナタージャは、助けを求めるが、通る船は助けに来ない。

やっと自力で海辺にたどり着いたとき、船は魚雷に触れ爆破。皮肉。

また、村では、冤罪で村民全部が焼き殺される。

まあ、枚挙にいとまがない残酷なエピソードの連続だ。

2時間30分、飽きさせない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (1)
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