ちょっと複雑な映画だ。
込み入っていて、話のつながりを理解するのに苦労する。
内容がわかると、なるほどそういうことか理解できるが、
そこまでいくのに、ちょっと戸惑う。
マジッシャンの二人組の一人サンピョンに惚れてしまうミア。
だが彼らは、ゲイだった。そしてエイズ患者だった。
それを知ったミアが、彼らの部屋に、そこで銃が暴発彼の相方が死ぬ。
サンピョンは、自首して、監獄へ。
一方、妻を殺したという濡れ衣で終身刑を受けているスィン。
脱獄したい彼は、サンピョンの血を輸血し、エイズにかかり、そして脱獄に成功する。
サンピョンに頼まれ、ミアの経営するレストランへ。
そこで二人の愛が。
ここから、二人の愛の物語が始まる。
エイズという際物的な設定が、結局この映画を嘘っぽくしている。
いずれにせよ、犯罪と愛という中で、ミステリーなのだが、深みがない。