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映画「哀しき獣」、半端でない追っかけと血のり!

2012-01-08 16:59:59 | 韓国映画
最近、追っかけの映画が多いが、この映画も見事迫力を見せる。

「チェイサー」の監督が再び手がけた犯罪アクション。

第一の舞台が、中国の延吉。朝鮮族が多く住むが、裕福ではない。

韓国に出稼ぎに出した妻のための借金が返せなくて、麻雀で一稼ぎのつもりが負け通しのタクシー運転手。

そこえ、金もうけの話が、渡りに船と手を出したことが、それからの苦境の始まり。それは、ソウルで人を殺すことだ。

列車で大連へ行き、そこから船で密航。そこは黄海、韓国での映画の題名だ。

旅は、密航のため、貨物室で運ばれ、海に突き落とされ、韓国へ着くのはほうほうのていだ。でもこれは序章。

ただ、登場人物が多く、それぞれが複雑に絡んでいるだけに、わかりにくいところが多々ある。

後半は、二組の殺人者が入りくみ、警察も絡んでアクションと追っかけと、息をも継がせない。さらに血の量が半端でなく。凶器も斧とか鉈だ。

妻を追いかけ、はめられた殺人の動機と犯人を求めて時間ぎりぎりで追いつめられる、確かに哀しい獣だ。

やくざの親分同士のやりあいや、浮気や不倫など、中身が濃い。





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