リアルスチールは、なかなか面白いロボット映画だが、日本では、ロボットに爺様が入るという奇抜な設定が映画を面白くしている。
爺様を演じるのは、五十嵐信次郎。実は、だれだっけと家で調べるまで分からなかった。ミッキーカーチスその人だ。実直真面目老人を見事に演じ、それがまた愛嬌にあふれている。これがこの映画の一つのポイント。
もう一つは、3人のロボット開発チームに扮する濱田岳、河合正悟、川島潤哉のノッポ、でぶ、ちびの絶妙なコンビ。
最後は、ロボットおタクに扮する吉高由里子、のぶっ飛び演技。
企業が、新製品開発で、まだ完成していない前に、デモするというケースはままあるが、ロボットに人間を入れるという裏技を使ってしまうこの三流企業。だが、世の中でブームを呼ぶと引き下がれなくなってしまうという現代の過酷さ。
大学で、講演会を開き、優秀な学生たちが次々ロボット工学を語り始めるあたり、テレビでのロボットコンクールなど、若者の人気を取り入れ、
一方で、老人ホームで、立ち位置を、もとめる老人の生き様と、
現代的な話題を巧みに組み合わせている。
ただ、いかんせん、これだけのテーマだけではいかにも迫力不足。笑と涙もはじけるまでにはいかない。
爺様を演じるのは、五十嵐信次郎。実は、だれだっけと家で調べるまで分からなかった。ミッキーカーチスその人だ。実直真面目老人を見事に演じ、それがまた愛嬌にあふれている。これがこの映画の一つのポイント。
もう一つは、3人のロボット開発チームに扮する濱田岳、河合正悟、川島潤哉のノッポ、でぶ、ちびの絶妙なコンビ。
最後は、ロボットおタクに扮する吉高由里子、のぶっ飛び演技。
企業が、新製品開発で、まだ完成していない前に、デモするというケースはままあるが、ロボットに人間を入れるという裏技を使ってしまうこの三流企業。だが、世の中でブームを呼ぶと引き下がれなくなってしまうという現代の過酷さ。
大学で、講演会を開き、優秀な学生たちが次々ロボット工学を語り始めるあたり、テレビでのロボットコンクールなど、若者の人気を取り入れ、
一方で、老人ホームで、立ち位置を、もとめる老人の生き様と、
現代的な話題を巧みに組み合わせている。
ただ、いかんせん、これだけのテーマだけではいかにも迫力不足。笑と涙もはじけるまでにはいかない。