1939年の作品。戦前だ。
まず、タイトルが横書きそれも裏返しにびっくりする。
松竹大船、独特のホームドラマを数々生み出したその元だという。
会社員とその妻、妹がしっしょに生活している。
当時としてはハイソな生活。
特に、妹は外国語も堪能で、西洋風の生活。着るもの食べるもの、当時としては珍しいものだ。
兄は、会社の有望株、実直。終業後、重役の碁の相手をしている。
着物の脱ぎ着とか、日常生活の細やかな情景描写にちょっとうんざりするが、
後半、ドラマは進んで、重役から、妹への縁談。係長への昇進、会社同僚の嫌がらせ、兄の爆発と、トントンと話は進んで切れがいい。
細かいところに気遣いながら、大胆な描写を取り入れる当時の映画の根性が見て取れる。
佐分利信や笠智衆の若き頃の姿に、新鮮さを感じる。
まず、タイトルが横書きそれも裏返しにびっくりする。
松竹大船、独特のホームドラマを数々生み出したその元だという。
会社員とその妻、妹がしっしょに生活している。
当時としてはハイソな生活。
特に、妹は外国語も堪能で、西洋風の生活。着るもの食べるもの、当時としては珍しいものだ。
兄は、会社の有望株、実直。終業後、重役の碁の相手をしている。
着物の脱ぎ着とか、日常生活の細やかな情景描写にちょっとうんざりするが、
後半、ドラマは進んで、重役から、妹への縁談。係長への昇進、会社同僚の嫌がらせ、兄の爆発と、トントンと話は進んで切れがいい。
細かいところに気遣いながら、大胆な描写を取り入れる当時の映画の根性が見て取れる。
佐分利信や笠智衆の若き頃の姿に、新鮮さを感じる。