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NHK山田洋次が選んだ日本映画100選 喜劇編 木下恵介監督の「カルメン故郷に帰る」

2012-12-22 15:29:38 | 日本映画
1951年作品。

日本初の天然色映画だ。今回はリマスター版で色は綺麗。

あの高峰秀子がストリッパー役で出ている。

当時の娯楽は、映画かストリップだったのだろうか。

でも、田舎ではストリップはなかった。

そのストリッパーが、田舎へ凱旋する話。

ストリッパー本人は、ストリップが芸術と思っているのに、田舎の大人たちは何か良からぬものに思っているというギャップが面白い。

まあ、話題は、ちょっと異様だが、これ、田舎(ここは放牧地帯か)に異端者(都会人)がやってきての騒動と解して良いのか。

例の「大鹿物語」の戦後版か。

ストリップといっても、ビキニにひらひら衣装。肝心なシーンは、写っていないのでどこまで露出したのやら、

ただ、村民の反応は、イカンという人と。面白いという人。様々

高峰秀子がストリッパーというギャップは面白いが、本来のストリッパーとは、ちょっと違った雰囲気。本当はもっと色っぽいのだが。

まあ、シェーンのように、田舎町に騒動を起こして去っていくヒロインというところか。

浅間山麓の自然はおおらかだ。

コメント
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