1945年作品。
終戦の年にこんな面白い映画が日本で作られていたのだ。
阪東妻三郎主演。
飲んだくれで喧嘩っ早い大井川の船渡し職人。彼が、町の噂の狐がでるという街道で赤ん坊を拾うところから物語は始まる。
7年間、酒も喧嘩も絶って育ててきた子ども、それが突然殿様の子ということに。
男手で育てて情が移るという設定はチャップリンの「キッド」のもじりらしいが、それなりに話になっているのはさすが。
時代劇でチャンバラを禁じられた男たちが、工夫してこしらえたチャンバラのない時代劇の傑作。
日本人らしい人情話で、感動ものだ。
津川雅彦が7歳の子役演じているのも愛嬌。
終戦の年にこんな面白い映画が日本で作られていたのだ。
阪東妻三郎主演。
飲んだくれで喧嘩っ早い大井川の船渡し職人。彼が、町の噂の狐がでるという街道で赤ん坊を拾うところから物語は始まる。
7年間、酒も喧嘩も絶って育ててきた子ども、それが突然殿様の子ということに。
男手で育てて情が移るという設定はチャップリンの「キッド」のもじりらしいが、それなりに話になっているのはさすが。
時代劇でチャンバラを禁じられた男たちが、工夫してこしらえたチャンバラのない時代劇の傑作。
日本人らしい人情話で、感動ものだ。
津川雅彦が7歳の子役演じているのも愛嬌。