ひろの映画見たまま

映画にワクワク

日本映画「Pease」、介護タクシーと猫たちの日常を描いた観察映画。

2012-12-16 18:34:56 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆

想田監督自ら観察映画という「ドキュメンタリー」だ。音楽やナレーションがない、日常を追いかける映像だ。

今回は、猫を飼い続ける介護タクシー運転手。妻は介護ヘルパーを派遣するNPOを経営し自らも介護をしている。

妻が週に一度介護のため訪れる91歳の老人がいる。

この老人がもと軍人で、その回想が絡まって、標題の「平和」となった。

ただ語るだけで、戦のむなしさ、すなわち平和の尊さを浮き彫りにする。

一方、NPOは、赤字で日本の介護行政の貧困が浮き彫りになる。

運転手が飼いならしている猫たちは、近所の行き所を失った猫どもだが、入れ代わり立ち代わる。そこには、生と死、強者と弱者がいる。

これらを淡々と描くことで、問題を浮き彫りにする想田論法は健在だ。
コメント
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