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仏独伊映画「情熱のピアニズム」、障害をかかえた天才ピアニストの生涯!

2012-12-17 18:38:23 | 映画
おススメ度 ☆☆☆
    ジャズファン ☆☆☆☆☆

全身の骨が折れた状態で生まれ、ちょっとしたことで、すぐに骨が折れるという障害を持って生まれたミシェル・ペトルチアーニ。

彼はフランスの音楽一家に生まれ、音楽の中で育ち、4歳でピアニストになることを決意、13歳ですでにプロデビューを飾った天才ピアニスト。だが、彼は病のため生き急ぎ36歳の短い人生を終えた。

ジャズピアニストをめざし、18歳では本場アメリカへ。そこで有名ジャズメンとコラボ。そのテクニックは、障害であるがゆえに行える素早いキーさばき。

圧倒的な魅力で世界を魅了した。

没後、10年、たくさんの残されたフィルムと、現存する関係者へのインタビューを交え、音楽と人生のヒストリーを紡いでいく。

わずか1メートルの身長、正常には歩けず、絶えず介助が必要。にもかかわらず、ハードな旅日程をこなしていった努力家。それは、燃え尽きる前のきらめきだったのかも。

一方で、私生活は、女性好き、同棲相手を次々と変え、中では子供も設けている。(子供も、同様の障害を持ち、映画にも出演)

酒やドラックにも手をだし、音楽家らしいハイテンションを経験している。

それらを、インタビューうける人たちのさりげない会話で表現。実態はどうだったのか。

彼の演奏するシーンも多く、ジャズファン必見の映画だ。
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