おススメ度 ☆☆☆
キムギドクは、国際映画祭で評価されている韓国の映画監督だ。
いままで、ほぼ1年1作のペースですでに、15本撮り続けてきた。
だがここにきて、3年ほどブランクができた。
山小屋で、一人自炊生活だ。
もともとその作風からいって、みんとわいわいというものはない。
で、映画は、キムギドクに質問するキムギドク、それに答えるキムギドク、客観的に見るキムギドクといろんな角度から自らを浮かび上がらせている。
したがって、ほとんどがモノローグなので、つまらんといえばつまらない。
その奥を読み取ろうとすると、一筋縄ではいかない深いものがある。
まあ、はまるかはまらないかの問題だ。
撮れなくなった原因が、撮影中に女優の命を奪いかけたこととか、スランプ中に弟子が逃げ出したとか、商業映画は撮りたくないとか。まあ、一応、自らの意見を吐露している。
最後のほうで、自ら朝鮮民謡である「アリラン」をうたっている。
これは、後で知ったのだが、日本の劇場公開では、映画祭で受賞したときアリランをうたったシーンが削除されたとか。ちょっと不思議に思う。だって題名が「アリラン」なのだから。
映画の最後は、キムギドクらしいフィクションで終わる。でも自作自演。
キムギドクは、国際映画祭で評価されている韓国の映画監督だ。
いままで、ほぼ1年1作のペースですでに、15本撮り続けてきた。
だがここにきて、3年ほどブランクができた。
山小屋で、一人自炊生活だ。
もともとその作風からいって、みんとわいわいというものはない。
で、映画は、キムギドクに質問するキムギドク、それに答えるキムギドク、客観的に見るキムギドクといろんな角度から自らを浮かび上がらせている。
したがって、ほとんどがモノローグなので、つまらんといえばつまらない。
その奥を読み取ろうとすると、一筋縄ではいかない深いものがある。
まあ、はまるかはまらないかの問題だ。
撮れなくなった原因が、撮影中に女優の命を奪いかけたこととか、スランプ中に弟子が逃げ出したとか、商業映画は撮りたくないとか。まあ、一応、自らの意見を吐露している。
最後のほうで、自ら朝鮮民謡である「アリラン」をうたっている。
これは、後で知ったのだが、日本の劇場公開では、映画祭で受賞したときアリランをうたったシーンが削除されたとか。ちょっと不思議に思う。だって題名が「アリラン」なのだから。
映画の最後は、キムギドクらしいフィクションで終わる。でも自作自演。