ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「闇を生きる男」、ベルギーで実際あった話をヒントの映画化

2013-07-04 11:22:01 | 映画
おススメ度 ☆☆☆

昨年、ヨーロッパ映画祭で、上映の後、東京でナイトショー公開された映画。

ベルギー映画で、アカデミー外国映画賞ノミネイト。

賞物は暗い。やっぱりやるせなさが残る。原題は「牛の頭」。

肉牛にホルモン注射。これって違法。

この映画の主人公ジャッキー、途中で明かされるのが、少年時、子供同士のけんかで睾丸をつぶされてしまう。このトラウマがこの映画のもう一つのテーマ。

ジャッキーは、ホルモン剤で、男を取り戻さねばならない。おかげで、筋肉隆々のマッチョに。ただ、日々注射を続け、薬を飲み続ける。トラウマは死ぬまで続く。

親の後をついで、畜産をしているが、肉牛にホルモン注射をしている。途中牛の出産シーンがありえぐい。

そんな中、ある取引で出会ったのが、昔の事件の目撃者(彼は見ていただけだが、止めなかった)。

再び、20年前の事件が思い起こされ、捜査官殺人事件に使われた車の偽装などがからまり、サスペンスフルに展開する。

ベルギーの農村地帯が描かれ、その風景はまさにヨーロッパ。

50円レンタルという安い料金で、ヨーロッパの小国の映画が見られるのは、至福というべきか?

でもこれ、ちょっと、女性にはすすめられないかな?





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