おススメ度 ☆☆☆
2002年作品。
1970年代の貧しい韓国。その貧しさの中から、自分の力だけで地位も金も得られる職業、それはボクシングだった。日本でも、戦後貧しさの中からたくさんのチャンピオンが生まれている。
田舎でボクサーへのあこがれをたぎらせ、都会へ出てジムの門をたたくキムドゥック。
会長に目を付けられ、熱心に稽古を積み、頭角を現していく。
実話の映画化だけに、あまりてらいはなく、純粋な勝負を挑んでいく。
特別な、競争相手もなく、自らとの戦いの様相が。
そして隣に引っ越してきた純真な娘、2人は愛をはぐくんでいく。
一応常勝のような形で、国内チャンピオン、アジアチャンピオンと進むので、盛り上がりには欠ける。
ただ、ドラマはラストに用意されている。
これは歴史事実だから、韓国民には分かっている。
それをあえて丁寧に描くことで映画を盛り上げていく。
死を予感した場面がそこここに出て、ちょっと痛い。
「チング 友よ」で、世に出たクアンキョンテク監督が演出、同じ映画に主演したユ・オソンが演じタッグを組んでいる。
韓国人にとっては、世界チャンピオンを目指し、力の限りを尽くした男の物語であり、胸躍らせるだろう。
2002年作品。
1970年代の貧しい韓国。その貧しさの中から、自分の力だけで地位も金も得られる職業、それはボクシングだった。日本でも、戦後貧しさの中からたくさんのチャンピオンが生まれている。
田舎でボクサーへのあこがれをたぎらせ、都会へ出てジムの門をたたくキムドゥック。
会長に目を付けられ、熱心に稽古を積み、頭角を現していく。
実話の映画化だけに、あまりてらいはなく、純粋な勝負を挑んでいく。
特別な、競争相手もなく、自らとの戦いの様相が。
そして隣に引っ越してきた純真な娘、2人は愛をはぐくんでいく。
一応常勝のような形で、国内チャンピオン、アジアチャンピオンと進むので、盛り上がりには欠ける。
ただ、ドラマはラストに用意されている。
これは歴史事実だから、韓国民には分かっている。
それをあえて丁寧に描くことで映画を盛り上げていく。
死を予感した場面がそこここに出て、ちょっと痛い。
「チング 友よ」で、世に出たクアンキョンテク監督が演出、同じ映画に主演したユ・オソンが演じタッグを組んでいる。
韓国人にとっては、世界チャンピオンを目指し、力の限りを尽くした男の物語であり、胸躍らせるだろう。