おススメ度 ☆☆☆
ドキュメント映画好き ☆☆☆☆
イタリア映画、ベネチアでドキュメンタリーではじめて金獅子賞受賞。
環状線はローマの都市部と郊外を隔てる境界線となる高速道路。でも羊が飼われたり、ヤシの木が生えていたり郊外でもある。
この環状線の周辺で繰り広げられる市井の人々のありのままを、じっくり2年半もの時間をかけて撮りあげた力作。
ただ、人々の生活を映すだけで、そのセリフの中から人生が浮かび上がる。
昆虫学者や、うなぎ漁師など自然と触れ合う人も取りあげれば、ゲイやダンサーなど、底辺の生活者にも目が向き、更には、豪邸の所持者まで題材に。
中では、認知のかかった母を持つ、救急士の人間味あふれる会話がじんとくる。
ドキュメントでありながら、人生を浮き彫りにする、その背景に高速道路の美しい風景もはさまれて、イタリアを感じさせる。
ドキュメント映画好き ☆☆☆☆
イタリア映画、ベネチアでドキュメンタリーではじめて金獅子賞受賞。
環状線はローマの都市部と郊外を隔てる境界線となる高速道路。でも羊が飼われたり、ヤシの木が生えていたり郊外でもある。
この環状線の周辺で繰り広げられる市井の人々のありのままを、じっくり2年半もの時間をかけて撮りあげた力作。
ただ、人々の生活を映すだけで、そのセリフの中から人生が浮かび上がる。
昆虫学者や、うなぎ漁師など自然と触れ合う人も取りあげれば、ゲイやダンサーなど、底辺の生活者にも目が向き、更には、豪邸の所持者まで題材に。
中では、認知のかかった母を持つ、救急士の人間味あふれる会話がじんとくる。
ドキュメントでありながら、人生を浮き彫りにする、その背景に高速道路の美しい風景もはさまれて、イタリアを感じさせる。