おススメ度 ☆☆☆
ポーランドのこと知りたい人 ☆☆☆☆
もう、アンジェイワイダも80代後半。
自国の歴史を振り返ってみた。
それには、ワレサがいい題材。ソ連の圧政下で労働運動を盛り上げ、のちに大統領になった男である。
このワレサに焦点を当て、当時のフィルムなどを交えながら、連帯という労働組合組織の発展を描いている。ワレサ自体健在なので、描くのは難しいが、頂点の時代で映画を終えている。
だが、ワイダは、ワレサの個人的な面も丁寧に描いている。
冒頭、イタリア人女性ジャーナリストのインタビューから始まり、ワレサに自らの立ち位置を説明させている。
そして、この映画のもう一つのキーマンが、ワレサの妻である。その子だくさんに恐れ入るが、ラスト近く、ワレサの代わりにノーベル平和賞をもらいに行くが、空港で全裸検査の屈辱を受けるシーンが描かれる。
このポーランドの民主化が、東の壁をぶち壊した遠因にもなっており、ヨーロッパでは、このワレサは重要なキーポイントなのだろう。
なかなか日本では、身近でないポーランドだが、ワレサは、絶頂期に日本を訪れており、日本びーきだそうだ。
それにしても、ワレサを演じたロベルト・ビェンツキェビチ、「ソハの地下道」にもでていたが、このワレサで、饒舌さを好演。政治家は話がうまくなくては務まらないを、実践している。
ポーランドのこと知りたい人 ☆☆☆☆
もう、アンジェイワイダも80代後半。
自国の歴史を振り返ってみた。
それには、ワレサがいい題材。ソ連の圧政下で労働運動を盛り上げ、のちに大統領になった男である。
このワレサに焦点を当て、当時のフィルムなどを交えながら、連帯という労働組合組織の発展を描いている。ワレサ自体健在なので、描くのは難しいが、頂点の時代で映画を終えている。
だが、ワイダは、ワレサの個人的な面も丁寧に描いている。
冒頭、イタリア人女性ジャーナリストのインタビューから始まり、ワレサに自らの立ち位置を説明させている。
そして、この映画のもう一つのキーマンが、ワレサの妻である。その子だくさんに恐れ入るが、ラスト近く、ワレサの代わりにノーベル平和賞をもらいに行くが、空港で全裸検査の屈辱を受けるシーンが描かれる。
このポーランドの民主化が、東の壁をぶち壊した遠因にもなっており、ヨーロッパでは、このワレサは重要なキーポイントなのだろう。
なかなか日本では、身近でないポーランドだが、ワレサは、絶頂期に日本を訪れており、日本びーきだそうだ。
それにしても、ワレサを演じたロベルト・ビェンツキェビチ、「ソハの地下道」にもでていたが、このワレサで、饒舌さを好演。政治家は話がうまくなくては務まらないを、実践している。