おススメ度 ☆☆☆
ドキュメンタリー好き、暗号映画好き、人生ドラマ好き ☆☆☆☆☆
アメリカ・イギリス合作。
第2次世界大戦時、ドイツの世界最強の暗号エニグマが存在し、イギリスは輸送船が軒並み攻撃されるという苦渋を飲まされていた。
その裏で、この暗号エニグマを解読するための並々ならぬ努力が重ねられていたということを、描いていく。
キーパーソンは、ちょっと変わり者だが、素晴らし頭脳の保持者アラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチが好演)。
彼の少年時代と、暗号解読時代、戦後の警察による捜査と3場面が交互に描かれる。
重点は、当然暗号解読時代で、クロスワードパズルの天才ジョーン(キーラ・ナイトレイ)を得て、チームワークの必要性を説かれ、やがてコンピューターの発明に至る。
その過程がかなり秀逸で、一度は首になりかかるが、みんなの協力を得て、研究は進む。
一方で、ソ連のスパイの存在が問題を複雑にし、最後はあるヒントで解決に至る。
しかし、解決を見ても、作戦でそれを明かさないという策略に。
チューリングの生涯は重大機密として英国政府に隠され続けてきた。 50年以上の時を経て、首相が名誉回復したという。
一方で、彼の性癖が問題とされ、収監されるという悲劇。
歴史の重みが改めて問い直されている。
これだけの内容をうまくさばいた脚本は秀でている。
ドキュメンタリー好き、暗号映画好き、人生ドラマ好き ☆☆☆☆☆
アメリカ・イギリス合作。
第2次世界大戦時、ドイツの世界最強の暗号エニグマが存在し、イギリスは輸送船が軒並み攻撃されるという苦渋を飲まされていた。
その裏で、この暗号エニグマを解読するための並々ならぬ努力が重ねられていたということを、描いていく。
キーパーソンは、ちょっと変わり者だが、素晴らし頭脳の保持者アラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチが好演)。
彼の少年時代と、暗号解読時代、戦後の警察による捜査と3場面が交互に描かれる。
重点は、当然暗号解読時代で、クロスワードパズルの天才ジョーン(キーラ・ナイトレイ)を得て、チームワークの必要性を説かれ、やがてコンピューターの発明に至る。
その過程がかなり秀逸で、一度は首になりかかるが、みんなの協力を得て、研究は進む。
一方で、ソ連のスパイの存在が問題を複雑にし、最後はあるヒントで解決に至る。
しかし、解決を見ても、作戦でそれを明かさないという策略に。
チューリングの生涯は重大機密として英国政府に隠され続けてきた。 50年以上の時を経て、首相が名誉回復したという。
一方で、彼の性癖が問題とされ、収監されるという悲劇。
歴史の重みが改めて問い直されている。
これだけの内容をうまくさばいた脚本は秀でている。