ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ポイント 45」、ミラ・ジョボビッチの小悪映画です。

2015-03-16 18:44:23 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆

2007年作品。

R+15

ミラ・ジョボビッチを中心に宣伝されていますが、かっこいいミラではありません。

途中、彼氏にぼこぼこにされるDVシーンがありますが、髪の毛を切られるかなり痛い映画です。

右側の目は、ぼこぼこに晴れ上がり、さすが、ミラもこの姿では魅力半減です。

「女の武器は45口径より危険!」が題名の由来ですが。ニューヨークの場末で、銃の故買。

男は、物はいいらしいのですが、暴力では仕方ない。アンガス・マクファーデンがそれなりのキャラで迫力はあります。

それで、女ともつるんだり、別の男とも、結構尻軽です。

でも、結局は、女の武器で自分の目的をちゃっかり達してしまう復讐劇ですが、話はしょぼい。

セックスシーンもたくさん出てきますが、特別なものはなく、乳首も一度だけ、サービス精神は薄い。

まあ、ミラの映画です。
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「ドライブイン蒲生」、姉と弟の父とのしがらみ

2015-03-16 10:30:15 | 日本映画
おススメ度 ☆☆

文学好き ☆☆☆☆

「八月の路上に捨てる」で第135回芥川賞を受賞した伊藤たかみの同名の小説の映画化。

監督は、ずっと撮影監督を務めてきた75歳のたむらまさき初演出。

街道沿いのさびれたドライブイン。

夫の暴力を逃れて娘を連れて、出戻りしてきたサキ。そこには母親と弟トシが住んでいた。

姉は、夫と話し合うため、娘を連れて夫の元へ、弟が同行。その道中、昔の二人と父の回想画面が挿入される。(話の重点は、回想画面にある)

姉弟の父は、自分の名前を冠したドライブインを経営していたが、客も少なくさびれていた。

そして周りからは「バカ一家」とさげすめられていた。

でも、父親には父親の生きざまがあり、弟は父を好いていた。

学生だった姉は、そんな父を嫌ってぐれていた。

父と姉弟のきれない家族が、淡々と生活、そして父はがんで死ぬ。

独特のカメラワークで、物語は進むが、長回しとアップ画面が多く、やや退屈。

そしてラスト、姉と夫との対決で、弟が割り込み幕。

姉を黒川芽以、弟を染谷将太が演じ、そこはかとない雰囲気を醸す。

ぐれた父親を永瀬正敏が演じ、貫録を見せる。

決して理想の親子像ではないが、いい雰囲気を見せる。
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