おススメ度 ☆☆☆
演劇好き ☆☆☆☆
2014年3月に他界したフランスの名匠アラン・レネの遺作。ベルリン国際映画祭では通常、革新的な若手監督に与えられるアルフレッド・バウアー賞(銀熊賞)を受賞。
イギリスの喜劇作家アラン・エイクボーンの戯曲の映画化。演劇的要素が強いが、そこには一ひねりも二ひねりも。軽妙洒脱。
車で移動する風景から、書割へ、そして舞台装置的な舞台へと変幻自在。
ガンにかかって大変なジョルジュを巡る話なのに、ジョルジュは姿を見せない。観客にゆだねられる作り。
それにしてもジョルジュ、なんと出てくる、女3人にちょっかいをかけるなんて、何たる女たらし。
でも、女3人は仲良し。男は、あかげであらためて女房に惚れ直す仕掛け。
まあ、単純な話なので、理解は十分。
あとは、題名となった『ヨハン・シュトラウス2世のワルツ「酒・女・歌」』。
酒と女の話は出てくるが、歌はない。(それが最後に)
でも人生は堪能できる。
フランス語の響きが何とも心地よい。
演劇好き ☆☆☆☆
2014年3月に他界したフランスの名匠アラン・レネの遺作。ベルリン国際映画祭では通常、革新的な若手監督に与えられるアルフレッド・バウアー賞(銀熊賞)を受賞。
イギリスの喜劇作家アラン・エイクボーンの戯曲の映画化。演劇的要素が強いが、そこには一ひねりも二ひねりも。軽妙洒脱。
車で移動する風景から、書割へ、そして舞台装置的な舞台へと変幻自在。
ガンにかかって大変なジョルジュを巡る話なのに、ジョルジュは姿を見せない。観客にゆだねられる作り。
それにしてもジョルジュ、なんと出てくる、女3人にちょっかいをかけるなんて、何たる女たらし。
でも、女3人は仲良し。男は、あかげであらためて女房に惚れ直す仕掛け。
まあ、単純な話なので、理解は十分。
あとは、題名となった『ヨハン・シュトラウス2世のワルツ「酒・女・歌」』。
酒と女の話は出てくるが、歌はない。(それが最後に)
でも人生は堪能できる。
フランス語の響きが何とも心地よい。