ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ぶどうのなみだ」、大泉洋の北海道、ブドウ作りの映画です

2015-03-19 17:50:31 | 日本映画
おススメ度 ☆☆

北海道大自然好き、葡萄酒好き、メルヘン好き ☆☆☆

『しあわせのパン』の監督三島有紀子が再び北海道でご当地映画を撮った。

場所は、空知、元炭鉱だが今は麦とブドウの村。

主人公のアオ、都会へ出て指揮者になったが、難聴で帰郷、父の跡を継いで葡萄酒作りに励む。

朝ドラの「まっさん」じゃないが、自然にできる収穫物も生き物、一筋縄ではいいものは作れない。

アオには、年の離れた弟ロクがいた。弟は麦作りに励むが、アオの手伝いもする。

そんな、二人の農場へ、トレーラーを引いた不思議な女性エリカが舞い込み、穴を掘りだす。後でわかるのだが、アンモナイト化石を収集していた。ちなみに、空知は、アンモナイトで有名なのだ。

この三人に、村の人たち、いずれもメルヘンチックで、音楽を親しみ、料理とワインに舌づつみを打つ。(人々の服装もユニーク)

そして広大な麦畑とブドウ畑、一本のブドウの大木が。

要は、北海道の自然とメルヘンを楽しむ仕掛けなのだ。

ただ、話に無理なところがあり、見ているほうは戸惑う。

ちょっと、大林宜彦っぽい作りになっている。

アオを大泉、ロクを染谷が演じ、エリカをシンガーソングライターの安藤裕子が演じ、不思議な味を出している。

風景がとってもきれいで「ぶどうのなみだ」は人の涙に通じる。
コメント
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