おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)
ミュージカル好き ☆☆☆☆★
恋とミュージカル好きには、欠かせない素晴らしい映画が誕生した。
アカデミー賞は、フライイングで賞を逃したが、本命の作品であった。
久しく映画らしいミュージカルにお目にかかれなかったが、これぞまさに映画版ミュージカル。
冒頭から、渋滞する高速道路で繰り広げられる華麗なるダンス。
場所はロサンジェルス、映画のヒロインを目指す女優の卵と、ピアニストで自らの店を夢見るジャズマン。
2人は、夢をかなえるため努力するが挫折を味わう。
だが、お互い励ましあいながら夢を見る。
まさにドリーミングストーリーだ。
手法を凝らしながら、次々と展開される歌と踊り。
ヒロインを演じるのは、エマストーン、まさに女優賞もの(アカデミー主演女優賞受賞)。
ジャズマンには、ライアンゴスリング。
ラストは、またひねりを効かした展開。
さて、あなたはどちらを選びますか。
監督は32歳のディミアン・チャゼル、前作「セッション」に続く良作。
若さゆえの強さが光っている。
今宵は、素敵なミュージカルで夢の世界に浸ってはどうでしょう。