おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)
血まみれ犯罪映画好き ☆☆☆☆★
R15+ なにしろ半端ない暴力沙汰。
韓国映画の底力には参った。
中盤のカーチェイス、ラストのなたと拳銃による、血しぶきの応酬。
これはちょっと、日本映画は追いつけない。
何しろ、韓国は世界を相手にしている。
全編、サスペンスフルな展開。
韓国中をさがして、犯罪にふさわしいセットを作り上げ、
カメラは、加害者目線。
要は、いたぶられまくる。
主演は、市長の片棒を担ぐ刑事役のチョン・ウソン。
難病の妻の治療費のため、悪の片棒を担ぐが、悪が悪を呼んで、ドツボにはまり、市長と検察の板挟み。
狂気にくるって、走りまくる、カーチェイス。カメラとライトのコラボで、アドレナリン全開。
市長役のファンジョンミン、眼鏡越しの笑顔から平気で人を殺しまくる。
検察役のクァク・ドウォン、いたぶり方が半端ない。
刑事の相棒で、市長方につく、若者は、刑事の影響で悪にはまっていく。チュ・ジフン。
この4者がラスト合いまみえる、それも、葬儀場で。
これだけ狂気がきついと、コミックにさえ見えてくる不思議。