おすすめ度 ☆☆☆
ミステリー好き ☆☆☆★
デンマーク・ドイツ・スウェーデン・ノルウェー合作
デンマークの作家ユッシ・エーズラ・オールスンの人気ミステリーシリーズ「特捜部Q」の映画化第3弾。
コペンハーゲン警察で未解決事件を担当する特捜部Q。海岸に打ち上げられたボトルに入っていた「助けて」の紙切れ。
これをもとに捜査が始まる。
主人公のカール刑事、まとめ役だけど、必ずしも、最強ではない。ぽこられたり、部下に助けられたり、おかげで憎めない。
子供誘拐殺人事件なので、途中で、犯人は分かってしまう。
犯人の子供時代からの人格が異常となりサイコパスとなった。
中盤、高速列車を使った、金品受け渡しシーンは、黒沢明の「天国と地獄」を思い出させるサスペンス満載。
宗教がらみの話なので、ちょっと日本人にはわかりづらいが。
でも、カール刑事は、無神論者。
特捜部Qのチームワークで、解決へ。
だが。、宗教がらみの殺人の現実は消せない。