ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」、リンとの場面が追加されて!

2020-01-10 17:45:33 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆☆ (劇場鑑賞)

「この世界の片隅に」で、描き残したシーンを追加。

娼婦リンとの交流を追加することで、より深みが出た。

ただ、二度見になるので、初見の印象はうすらぐ。

リンとの話は、恋模様で、子供には向いてなくて、より大人向けの映画といえる。

それにしても、呉と広島、猛爆による被害と原発。

丁寧に描かれた、当時の風景が、リアリティをもって迫ってくる。

あえて、戦争反対を叫ばなくても、個人の物語が、戦争の悲惨さを描き出す。

当時の置かれた女性の立場、今では考えられないことだが、それが現実だった。

この良作を二度見させられた満足度。

 

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