おすすめ度 ☆☆☆
恋する主人公を、古館伊知郎の息子古館裕太郎と、石橋浚と原田美枝子の娘石橋靜河が好演。
冷凍食品の製造工場で働く笹沢コウタの大親友・伸二は、2人が「天の川の女神」と崇拝していたあーちゃんを交通事故から守り、あーちゃんの身代わりとなって死んでいった。それから10年、コウタは偶然あーちゃんと再会する。伸二の「死」を背負いながら生きていたコウタとあーちゃんは、伸二の命日に1年に一度「逢うこと」を約束。毎年逢瀬を繰り返すコウタは、次第にあーちゃんに恋心を抱くようになる。
コウタに扮する古館が、一途の恋心を体当たりで好演。
まさに、一方的な恋心。
でも、あーちゃんには、理由があった。
前半は、コウタの独りよがりの恋話。
後半は、俄然物語が動き出し、ラスト近くで、あーちゃんの秘密が明かされる。
自転車で坂を転げ落ち、最後にジャンプ。そこはイチゴ畑。
胸キュン映画です。
わき役陣が豪華。