ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「DOGLEGS」、障がい者プロレス。これぞ生の人間!

2020-01-24 10:33:37 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆☆

1991年に旗揚げした障害者プロレス団体「ドッグレッグス」の活動を追ったドキュメンタリー。

ニュージーランド監督ヒース・カズンズが密着し5年の歳月をかけて作り上げた。

全編日本人のみ出演、日本語だけど、製作はアメリカ。

この映画の製作は、2015年で、ドッグレッグスは活動を中止、現在は焔として活動しているが、昨年一回開かれたのみ。

やはり、この映画にみられるような、スター役者がむつかしいのかも。

確かに、本作のサンボ慎太郎、健常者のアンチテーゼ北島の対戦。

アルコール依存症で、明日をもわからぬ、愛人(ラマン)とその妻ミセス愛人のような、強烈なキャラクターはそうそういるものではない。

障がい者のプロレスは、どこかエイリアンをみるような、引けを感じるが、この映画に登場する障がい者は,障害を武器に生きるようなたくましさがあり、映画に引き込まれる。

映画は、母親との関係や、介護者の登場で、障がい者の生の姿を見せ、人間の生に迫っている。

コメント
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