おすすめ度 ☆☆☆★
マーベルコミックの、「X-men」シリーズ。本作は、第九作目、次作は、エンドロールで予告されるが「ウルヴァリン第3弾」へと引き継がれる。
こういうシリーズ物は、前作を見ていないと、なかなかわかりづらいものだ。
特に、登場人物も多く、それぞれの関係も複雑で、SF映画特有のわかりづらさがつきものだ。
本作も当然そうなのだが、
この作品に限って言えば、わりとスムーズに入れた。
上映時間144分が短く感じられたのは、そういうことだ。
わかりやすさの基本は、敵味方がはっきりしていること。
ようは、がっちりタイマンなのだ。
グループとしては、怪神アポカリプスを取り巻く4騎士。これが世界を滅ぼそうとしている。
対して、プロフェッサーXやミスティーク率いる若きXーmen達。
それぞれが、自らの得意技を駆使して、相対するスペースオペラだ。
冒頭は、人類文明誕生のエジプト、そこで、アポカリプスが転生を行い、大地震が起きる。
CGを使った崩壊劇は圧巻だ。
この冒頭のアクションから、次から次へと繰り広げられる展開にワクワクする。
女性の活躍が多いのも、楽しみの一つだ
マーベルは、次から次へと楽しませてくれる。
おすすめ度 ☆☆☆
出雲大社の花嫁姿、いかにも日本らしい。
佐々木希主演。花嫁姿が見られるとあってはファンにはたまらないだろう。
東京の出版社で働く29歳の真紀、エリート会社員・和典との結婚式を目前に控えていた。
同居していた祖母が他界し、遺品の中から白無垢と婚姻届の束が見つかる。
納骨のため出雲を訪れ、残された婚姻届けを基に人探しを始める。
地元のしじみ漁師との交流から、地元の祭りが身近となる。
「恋する惑星」などの世界的カメラマン、クリストファー・ドイルが撮影を担当したことで、美しい松江の風景(宍道湖など)が彩を添える。
監督は、地元出身の堀内博志。
ただ、制作に問題があり難航したようだ。
ご当地映画もなかなかむつかしいものだ。
出雲大社の花嫁姿、いかにも日本らしい。
佐々木希主演。花嫁姿が見られるとあってはファンにはたまらないだろう。
東京の出版社で働く29歳の真紀、エリート会社員・和典との結婚式を目前に控えていた。
同居していた祖母が他界し、遺品の中から白無垢と婚姻届の束が見つかる。
納骨のため出雲を訪れ、残された婚姻届けを基に人探しを始める。
地元のしじみ漁師との交流から、地元の祭りが身近となる。
「恋する惑星」などの世界的カメラマン、クリストファー・ドイルが撮影を担当したことで、美しい松江の風景(宍道湖など)が彩を添える。
監督は、地元出身の堀内博志。
ただ、制作に問題があり難航したようだ。
ご当地映画もなかなかむつかしいものだ。
おすすめ度 ☆☆
橋から転落したリムジン。
運転席には、主人公と若き女性。
後ろには、その友達5人。
頑丈なリムジン故、空気は、60分持つが、窓は開かず脱出不可能。
その重苦しい雰囲気のまま進むのかと思ったが、
画面は、沈没までのいきさつ物語。
大富豪のお嬢さんを誘拐するという誘拐ストーリー。主人公は元兵士で、令嬢のボディガード
そしてカーチェイスの末、橋から転落。
密室の緊迫ストーリーだが、展開はいまひとつ。
最後は、助けが来たかと思ったが、誘拐犯だったりして、新しい展開に。
橋から転落したリムジン。
運転席には、主人公と若き女性。
後ろには、その友達5人。
頑丈なリムジン故、空気は、60分持つが、窓は開かず脱出不可能。
その重苦しい雰囲気のまま進むのかと思ったが、
画面は、沈没までのいきさつ物語。
大富豪のお嬢さんを誘拐するという誘拐ストーリー。主人公は元兵士で、令嬢のボディガード
そしてカーチェイスの末、橋から転落。
密室の緊迫ストーリーだが、展開はいまひとつ。
最後は、助けが来たかと思ったが、誘拐犯だったりして、新しい展開に。
おすすめ度 ☆☆☆
1953年、朝鮮戦争末期。
西部戦線で、韓国軍と北朝鮮軍は対峙していた。
前線基地へ第1級の軍事機密文書を届けるという重要な任務を任された韓国軍の伝令兵ナムボク。だが、激しい戦闘の中、機密文書を落としてしまう。
一方、北朝鮮部隊は攻撃を受けて、壊滅状態に、生き残った青年兵ヨングァンは、たった一台の戦車に乗って、見よう見まねで運転をはじめる。
ヨングァンが、韓国の機密文書を拾ったことから、二人のバトルが始まる。
と言っても、お互い、やっと軍隊に採用された、いわばアマチュアの兵隊。
銃と機関銃を持ちながら、脅しはできるが、なかなか優位に立てない。
そんな中、不案内の戦車の運転で、戦車は右往左往。
中国兵が現れたり、飛行機に狙われたり、戦争はし烈だ。
しかし、二人の間に徐々に醸し出される友愛。
村では出産シーンがあったり、蜂に襲われたり、戦車が、分断された橋の途中で落下寸前になり、それを村人たちが綱引きで引き上げるという滑稽なシーンも。
ナムボクをソル・ギョングが演じ、貫禄を見せる。ヨングァンをヨ・ジングが共演。
一応戦争映画で、最初は激しい戦闘シーンもあるが、途中からは、新兵二人のコミカルな展開となり笑える。
ラストは、中央では終戦協定が締結されるが、新兵たちは、悲しくもうれしくもある末路だ。
自らの土地で、同じ民族で戦わなければならない朝鮮の悲劇だ。
1953年、朝鮮戦争末期。
西部戦線で、韓国軍と北朝鮮軍は対峙していた。
前線基地へ第1級の軍事機密文書を届けるという重要な任務を任された韓国軍の伝令兵ナムボク。だが、激しい戦闘の中、機密文書を落としてしまう。
一方、北朝鮮部隊は攻撃を受けて、壊滅状態に、生き残った青年兵ヨングァンは、たった一台の戦車に乗って、見よう見まねで運転をはじめる。
ヨングァンが、韓国の機密文書を拾ったことから、二人のバトルが始まる。
と言っても、お互い、やっと軍隊に採用された、いわばアマチュアの兵隊。
銃と機関銃を持ちながら、脅しはできるが、なかなか優位に立てない。
そんな中、不案内の戦車の運転で、戦車は右往左往。
中国兵が現れたり、飛行機に狙われたり、戦争はし烈だ。
しかし、二人の間に徐々に醸し出される友愛。
村では出産シーンがあったり、蜂に襲われたり、戦車が、分断された橋の途中で落下寸前になり、それを村人たちが綱引きで引き上げるという滑稽なシーンも。
ナムボクをソル・ギョングが演じ、貫禄を見せる。ヨングァンをヨ・ジングが共演。
一応戦争映画で、最初は激しい戦闘シーンもあるが、途中からは、新兵二人のコミカルな展開となり笑える。
ラストは、中央では終戦協定が締結されるが、新兵たちは、悲しくもうれしくもある末路だ。
自らの土地で、同じ民族で戦わなければならない朝鮮の悲劇だ。
おすすめ度 ☆☆☆
恋愛映画好き ☆☆☆★
カンヌ国際広告祭グランプリを受賞して話題となったソーシャル・フィルム「The Beauty Inside」。そのイメージをふくらまして出来上がった良質の恋愛映画。
相手は変われど、お相手の女性は一人。その彼女イスを演じるのがハン・ヒョジュ。透明感のある美人の彼女が演じることで、魅力が増す。
さらに、いろんな人に変わるのだが、彼女とお相手しているときは、なんとイケメンばかり。
最初の出会いのシーンでは、寝ると変わるので、3日間も徹夜してお相手する念の入れよう。
変身する男ウジンは、外に出られないので、家具職人。これが、デザイナーなので、芸術的。
一方のイスのほうは、大型家具店の店員。二人が家具屋なので、このセットなどにはかなりの思い入れが。
話としては、イスが恋人が毎日変わるので精神的に参ってしまい、精神病になる。ウジンの父親も変身する男だと後半でわかる。などの展開がある。
唯一ウジンの理解者サンパグを、イ・ドンフィが演じ、韓国映画独特のコメディパートを受け持つ。
韓国映画お得意のべたな恋愛映画で、それも軽めののりで展開するので、日本人としては見やすい出来だ。
監督は、CM映画出身のぺク初監督。
ちょっと切り口の変わった恋愛映画で、心の移ろいも丁寧に描かれ、美男美女のあまーい映画に仕上がっている。
恋愛映画好き ☆☆☆★
カンヌ国際広告祭グランプリを受賞して話題となったソーシャル・フィルム「The Beauty Inside」。そのイメージをふくらまして出来上がった良質の恋愛映画。
相手は変われど、お相手の女性は一人。その彼女イスを演じるのがハン・ヒョジュ。透明感のある美人の彼女が演じることで、魅力が増す。
さらに、いろんな人に変わるのだが、彼女とお相手しているときは、なんとイケメンばかり。
最初の出会いのシーンでは、寝ると変わるので、3日間も徹夜してお相手する念の入れよう。
変身する男ウジンは、外に出られないので、家具職人。これが、デザイナーなので、芸術的。
一方のイスのほうは、大型家具店の店員。二人が家具屋なので、このセットなどにはかなりの思い入れが。
話としては、イスが恋人が毎日変わるので精神的に参ってしまい、精神病になる。ウジンの父親も変身する男だと後半でわかる。などの展開がある。
唯一ウジンの理解者サンパグを、イ・ドンフィが演じ、韓国映画独特のコメディパートを受け持つ。
韓国映画お得意のべたな恋愛映画で、それも軽めののりで展開するので、日本人としては見やすい出来だ。
監督は、CM映画出身のぺク初監督。
ちょっと切り口の変わった恋愛映画で、心の移ろいも丁寧に描かれ、美男美女のあまーい映画に仕上がっている。
おすすめ度 ☆☆☆
音楽好き ☆☆☆★ ただし、音楽嫌いな人はちょっと。
主演のメリルストリーブ、もう67歳だが、映画では、54歳のおばさん。
だが、改めて、ミックジャガーにギターの猛特訓をしてもらったというから、根っからの役者魂!。
それにしても、こんなおばさんの歌を聴きに来るファンがいるのだから、さすがアメリカ。
ただ、相棒のリック・スプリングフィールドがグラミー賞の本物だから、音楽好きには聞きもの。
昼間のアルバイトだけではその日暮らしで、貯金なし。
元夫から、娘が離婚し落ち込んでいるので、励ましてほしいとの電話があり、20年ぶりに帰郷。
この娘を、ストリーブの実の娘が演じており、親子共演も話題に。
他に、結婚目前とゲイの二人の息子がいる。
今の夫の嫁は黒人だ。
自分の生きたいように生きてきた、母親と、母に捨てられた子供たち。
でも、結局リンダ(ストリーブ)は、自分の道しか生きられない。
そんな、音楽と家庭に揺れる女性をストリーブは貫禄で演じている。
ケバい恰好をして、とても年には見えないが。
音楽好き ☆☆☆★ ただし、音楽嫌いな人はちょっと。
主演のメリルストリーブ、もう67歳だが、映画では、54歳のおばさん。
だが、改めて、ミックジャガーにギターの猛特訓をしてもらったというから、根っからの役者魂!。
それにしても、こんなおばさんの歌を聴きに来るファンがいるのだから、さすがアメリカ。
ただ、相棒のリック・スプリングフィールドがグラミー賞の本物だから、音楽好きには聞きもの。
昼間のアルバイトだけではその日暮らしで、貯金なし。
元夫から、娘が離婚し落ち込んでいるので、励ましてほしいとの電話があり、20年ぶりに帰郷。
この娘を、ストリーブの実の娘が演じており、親子共演も話題に。
他に、結婚目前とゲイの二人の息子がいる。
今の夫の嫁は黒人だ。
自分の生きたいように生きてきた、母親と、母に捨てられた子供たち。
でも、結局リンダ(ストリーブ)は、自分の道しか生きられない。
そんな、音楽と家庭に揺れる女性をストリーブは貫禄で演じている。
ケバい恰好をして、とても年には見えないが。
おすすめ度 ☆☆☆
ドキュメンタリー好き ☆☆☆★
2014年韓国で公開、最初は小さい規模で公開したが、大ヒット。10人に1人が見たという。
また各国の映画祭で、観客賞など受賞。
美しい小さな村。川のほとりで暮らす結婚76年目の98歳のチョ・ビョンマンと89歳のカン・ゲヨル夫婦。
二人は、韓国で話題になり、TV取材やドキュメントも作られていた。
この二人に興味を持ったチン・モヨン監督、15か月、二人を撮り続けた。
お陰で四季折々の景色と、二人の子供っぽい愛の表現が映像になり、
結局、夫は亡くなるのだが、それまでの経緯が丹念に描かれる。
犬がもう一つのモチーフで、犬の死と出産が、人間の生き死にとオーバーラップして、輪廻を感じさせる。
夫婦は常に韓国服を着て、またそれが美しく、時々の行事に出かけるさまが心地よい。
日本占領下、朝鮮戦争など、苦難があったろうと推測されるが、その辺は語りでさらりと描き、子供たちが夫婦をめぐって、争うのは、現代っぽい。
この映画のポスターを、パルコの広告などを手掛ける奥原しんこさんが担当、綺麗な絵に仕上がっている。
死に至る部分も逃げずに撮影しているのが良い。
ドキュメンタリー好き ☆☆☆★
2014年韓国で公開、最初は小さい規模で公開したが、大ヒット。10人に1人が見たという。
また各国の映画祭で、観客賞など受賞。
美しい小さな村。川のほとりで暮らす結婚76年目の98歳のチョ・ビョンマンと89歳のカン・ゲヨル夫婦。
二人は、韓国で話題になり、TV取材やドキュメントも作られていた。
この二人に興味を持ったチン・モヨン監督、15か月、二人を撮り続けた。
お陰で四季折々の景色と、二人の子供っぽい愛の表現が映像になり、
結局、夫は亡くなるのだが、それまでの経緯が丹念に描かれる。
犬がもう一つのモチーフで、犬の死と出産が、人間の生き死にとオーバーラップして、輪廻を感じさせる。
夫婦は常に韓国服を着て、またそれが美しく、時々の行事に出かけるさまが心地よい。
日本占領下、朝鮮戦争など、苦難があったろうと推測されるが、その辺は語りでさらりと描き、子供たちが夫婦をめぐって、争うのは、現代っぽい。
この映画のポスターを、パルコの広告などを手掛ける奥原しんこさんが担当、綺麗な絵に仕上がっている。
死に至る部分も逃げずに撮影しているのが良い。
おすすめ度 ☆☆☆★
ラザーゲート事件について、スクープを報じた番組「60ミニッツ」のプロデューサーをしていたメアリー・メイプスさんが綴った自叙伝を元に製作された映画。
この映画は、実録映画だけに、当時の事件関係者が実名のまま描かれている。
ラザゲート事件とは、2004年、大統領選のちょっと前に起きた事件で、簡単に言うとテレビ局のCBSでやってたテレビ番組がブッシュ大統領の軍歴詐称疑惑を報じたのですが、そこで使われていた証拠が捏造ではないかと、なんとブロガーさんたちが指摘したという事件です。
物語もそのまんまの展開。
ブロガーが、偽造を指摘したというのが、今っぽくて、逆にこれがやらせでないかとの話も。
結果が出ているので、ネタバレもないのですが、結局ブッシュは当選し、イラク戦争へと突入するのですが。
で、プロデューサーを演じているのが、ケイト・ブランシェット。伝説的ジャーナリストのダン・ラザーをロバート・レッドフォーが演じ、両雄のコラボで、なかなかの出来となっています。
特に、後半、弁護士団の前で、細かいことに気を取られて、肝心のところが見えていないと熱のこもった演説をする、まあこれが肝でしょうが、ケイトブランシェットの熱演は見ものです。
こんな失敗談を映画にしてしまうアメリカの奥の深さを感じます。
ラザーゲート事件について、スクープを報じた番組「60ミニッツ」のプロデューサーをしていたメアリー・メイプスさんが綴った自叙伝を元に製作された映画。
この映画は、実録映画だけに、当時の事件関係者が実名のまま描かれている。
ラザゲート事件とは、2004年、大統領選のちょっと前に起きた事件で、簡単に言うとテレビ局のCBSでやってたテレビ番組がブッシュ大統領の軍歴詐称疑惑を報じたのですが、そこで使われていた証拠が捏造ではないかと、なんとブロガーさんたちが指摘したという事件です。
物語もそのまんまの展開。
ブロガーが、偽造を指摘したというのが、今っぽくて、逆にこれがやらせでないかとの話も。
結果が出ているので、ネタバレもないのですが、結局ブッシュは当選し、イラク戦争へと突入するのですが。
で、プロデューサーを演じているのが、ケイト・ブランシェット。伝説的ジャーナリストのダン・ラザーをロバート・レッドフォーが演じ、両雄のコラボで、なかなかの出来となっています。
特に、後半、弁護士団の前で、細かいことに気を取られて、肝心のところが見えていないと熱のこもった演説をする、まあこれが肝でしょうが、ケイトブランシェットの熱演は見ものです。
こんな失敗談を映画にしてしまうアメリカの奥の深さを感じます。
おすすめ度 ☆☆☆★
PG12
製作7年、製作費80億円というジャッキー映画史上最大スケールで描かれるドラマティック巨編。中国も金持ちになったものだ。でもジャッキーチェンの名も幸いにして、欧米でヒットしたらしい。
西域で、中国と西洋が大戦をし、あとは仲良くする、中国式平和主義の映画だ。場所が西域だけに中国軍は多部族混成軍だ。
当然、ジョン・キューザック、エイドリアン・ブロディという一応有名どころの西欧俳優が出演。
前漢時代に、ローマ帝国軍と中国西域連合軍が戦闘をしたという、歴史をヒントに、大スペクタルを繰り広げる。
ジャッキーチェーンとジョン・キューザック、エイドリアン・ブロディのタイマン勝負もあるので、アクションファンには、垂涎ものだ。
西域警備隊司令官フォ(ジャッキー)が、姦計で罪を着せられ、辺境の城を作るのを命じられ、赴任するが、そこに。ローマ軍の執政官に命を狙われている軍が逃げてきて、フォと対決することに、だが、途中で砂嵐がきて、中断、話し合いの末、ローマ軍が城作りに協力。
そこへ、ローマ軍本隊が押し寄せてきて、大戦争に。
この映画、ジャッキー側の人たちがずいぶんと死んでいく。哀しい場面の数々。
それだけローマ軍が強いのだが。
最後はジャッキーの平和への演説で、締めくくられるが、微妙な感じが残る。
それにしても、還暦を過ぎたジャッキー、一端は引退をほのめかしていたが健在ぶりをみせる。まだまだやる気満々だ。
女性とのお色気シーンもちょっぴり。
PG12
製作7年、製作費80億円というジャッキー映画史上最大スケールで描かれるドラマティック巨編。中国も金持ちになったものだ。でもジャッキーチェンの名も幸いにして、欧米でヒットしたらしい。
西域で、中国と西洋が大戦をし、あとは仲良くする、中国式平和主義の映画だ。場所が西域だけに中国軍は多部族混成軍だ。
当然、ジョン・キューザック、エイドリアン・ブロディという一応有名どころの西欧俳優が出演。
前漢時代に、ローマ帝国軍と中国西域連合軍が戦闘をしたという、歴史をヒントに、大スペクタルを繰り広げる。
ジャッキーチェーンとジョン・キューザック、エイドリアン・ブロディのタイマン勝負もあるので、アクションファンには、垂涎ものだ。
西域警備隊司令官フォ(ジャッキー)が、姦計で罪を着せられ、辺境の城を作るのを命じられ、赴任するが、そこに。ローマ軍の執政官に命を狙われている軍が逃げてきて、フォと対決することに、だが、途中で砂嵐がきて、中断、話し合いの末、ローマ軍が城作りに協力。
そこへ、ローマ軍本隊が押し寄せてきて、大戦争に。
この映画、ジャッキー側の人たちがずいぶんと死んでいく。哀しい場面の数々。
それだけローマ軍が強いのだが。
最後はジャッキーの平和への演説で、締めくくられるが、微妙な感じが残る。
それにしても、還暦を過ぎたジャッキー、一端は引退をほのめかしていたが健在ぶりをみせる。まだまだやる気満々だ。
女性とのお色気シーンもちょっぴり。
スイスのロカルノで開かれた映画祭で、真利子哲也監督が新人監督賞に選ばれました。
ほかに、「若手審査員部門」では、アジアと日本との歴史的なつながりを元自衛官の目から描いた、富田克也監督の「バンコクナイツ」が、最優秀作品に選ばれたほか、恋の駆け引きを情熱的に描いた、塩田明彦監督の「風に濡れた女」も入賞しました。
塩田監督の映画は、成人映画レーベル「日活ロマンポルノ」の新作です。
「ディストラクション・ベイビーズ」は公開済みですが、「バンコクナイツ」は、来年2月公開予定。
ほかに、「若手審査員部門」では、アジアと日本との歴史的なつながりを元自衛官の目から描いた、富田克也監督の「バンコクナイツ」が、最優秀作品に選ばれたほか、恋の駆け引きを情熱的に描いた、塩田明彦監督の「風に濡れた女」も入賞しました。
塩田監督の映画は、成人映画レーベル「日活ロマンポルノ」の新作です。
「ディストラクション・ベイビーズ」は公開済みですが、「バンコクナイツ」は、来年2月公開予定。