ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ファースト・キル」、「スター・ウォーズ」シリーズのヘイデン・クリステンセン主演

2018-06-23 11:05:11 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆★

PG12 

「未体験ゾーンの映画たち2018」上映作品

ブルース・ウィルスが警察署長の重要な役で助演。

大手企業に勤めるウイル(クリステンセン)。息子が学校でいじめられているので、故郷のペンシルベニアを訪れ、狩猟に出かける。息子に銃の使い方を教え、獲物を射止めようとしたとき、銀行強盗犯の殺人現場に出くわしてしまう。

そして、犯人に息子を人質に取られてしまう。

ところが、意外とこの犯人、息子に人生を教えてくれる。

ちょっと展開が読みずらいところがあって、ミステリアス。

ラストは警察を巻き込んで、意外な展開に。

簡単に殺人事件が起きて、銃社会の恐ろしさをまじまじ。

いまは、ブルース・ウイルスもこんな役受けるのかね。

 

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「空飛ぶタイヤ」、自動車メーカーのリコール隠し!

2018-06-22 18:16:34 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)

テレビドラマ化もされた池井戸潤の同名ベストセラー小説の映画化。

この小説は、三菱自動車リコール隠し事件をもとに描かれている。

脱輪による自動車人身事故を起こした運送会社の社長赤松(長瀬智也)が、整備不良の汚名で遺族から提訴される。

一方、自動車会社は、整備不良の一点張り。

だが、整備にミスがないと確信。

自動車会社の販売部の沢田(ディーン・フジオカ)も疑いを持ち。T会議なるものに行き着く。

又、週刊誌記者もこの事件にたどり着く。

自動車会社は、狩野常務(岸部一徳)のもとで、リコール隠しに懸命。

赤松の会社は倒産の危機に、沢田は、開発部で干されてしまう。

万事休すの時に、新車で事故のケースが現れ、一方T会議のディスクが。

長瀬、フジオカを初め役者陣の活躍で、テンポよく、話が進む。

それほど珍しい話ではないが、会社の危機をも顧みず、真実に迫ろうとする姿が共感を呼ぶ。

最後は、ちょっとあわただしい終わり方だ。

音楽のテンポもよい。

 

 

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「監獄の首領」、監獄にいながら、現世をも差配する刑務所のドン!

2018-06-21 18:13:48 | 韓国映画

おすすめ度 ☆☆☆

兄を殺された元刑事ユゴン(キム・レウォン)が刑務所に入って、その裏を暴こうと。

だが、その刑務所は、半端ではなかった。

ドンのイクホ(ハン・ソッキュ)がいて、それに逆らえば、即殺される。

また、新米の囚人は、仲間からきつい洗礼を浴びせられる。

暴れ者のユゴンは、幾度かイクホに助けられ、イクホの目にかけられる。

だが、ユゴンは、この刑務所の悪を暴こうと奮闘する。

刑務所長や、局長にまで、力を及ぼすイクホは、まさに怖いものなし。

というか、反抗すれば、死が舞っている。

アクションより、そのえげつないリンチが目を引く。

最後まで、後味の悪い展開。女性はほとんど出てこない。

二転三転、最後まで、息切れせず、迫力を盛り立てている。

特に、ハンソッキュの演技が光っている。

 

 

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「二十六夜待ち」、井浦新主演の恋愛映画!

2018-06-20 10:54:09 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆

R18+

震災ですべてを失い、福島の叔母の工務店に身を寄せる由実と路地裏にある小さな飲み屋の店主の杉谷の恋物語。

画面は暗く、ゆったりした展開。

R18とあるように、セックスシーンは多いが、描写は控えめ。

124分の長尺。

記憶喪失の男と、過去を忘れたい女の、7年間の愛の紡ぎ。

大した事件もないので退屈。

ロマンポルノ風だが、鮮烈さはない。

井浦新ファンとか、黒川芽以ファンとか、ファンの人も満足できたか?

越川道夫監督。

寡黙に料理を作る姿が美しい。

野の花をめでる男女。

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「万引き家族」、第71回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門、最高賞のパルムドールを受賞!

2018-06-19 19:11:49 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆☆ (劇場鑑賞)

PG12 万引きとかセックスとか

第71回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、日本映画としては1997年の「うなぎ」以来21年ぶりとなる、最高賞のパルムドールを受賞した。

母親の年金目当てに生活する、夫婦と息子、妻の妹が暮らす、高層ビルの谷間のボロアパート。

息子は、父に教えられ万引き生活。

そこに、父親が、拾ってきた女の子、親探しもせず、引き取ることに。

そんな7人の生活を追いかける。

疑似家族のようではあるが、なにか家族の温かみがあふれている。

工事現場で働く父は、怪我をして中休み、母は職場を首になる。空いた家族6人は、海水浴に出かけ仲睦まじさを演出。

だが、転機が。

祖母が亡くなるのだ。そっと地下に埋め、年金を受け取ることに。

だが、息子は、駄菓子屋のおやじに諭され、悩む。

万引きを見つかり、橋の下に飛び降り大けが。

おかげで、祖母のことがばれ、妻は捕まる。

この映画は、役者のアンサンブルと、それぞれの人物構成を念入りに描くことによって、人間と家族、そして愛について語る映画だ。

映画は決して明るくない。大まかな映画になれた若者たちには、胡散臭いかもしれない。

しかし、ぶれずに、家族を描き続ける是枝監督。

特に、子供の演技を引き出すのがうまい。

今回も、万引きを繰り返しながら、正義に悩む息子。

虐待家庭に育った女の子。家族の温かさを知って、元のさやに戻って、はたしてどうなるのか。

祖母役の樹木希林、入れ歯を外しての迫真の演技。

手慣れた、リリーフランキーと安藤サクラ。

妹役の松岡茉優は風俗嬢を演じる。

是枝映画の集大成だ。

 

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「ザ・タンク」、火星探査訓練のためタンク内に密閉された宇宙飛行士6人!

2018-06-18 16:54:49 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆

「未体験ゾーンの映画たち2018」上映作品。

実話の映画化とのことわりが。

火星探査訓練のため、6名の宇宙飛行士が南極に設置された、ステーションで暮らすことに。

この訓練を指揮する機関があって、そこの会議の模様が、画面の途中に挟まる。

これが同時並行でなくて、事後の責任の会議だ。

前半は、ステーションでの楽しい風景が映されるが、

後半になると、頭のおかしい隊員が出現。

どこか狂ってくる。

停電というミッションのゆえにますます混乱。

ただ、狭い空間内の出来事をうまく展開しきれていないので、単調に感じる。

85分の短尺なのだが。

 

 

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「謎の天才画家 ヒエロニムス・ボス」、画家の謎を解き明かす!

2018-06-18 09:00:09 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆

スペイン・フランス合作

ヒエロムニス・ボスは、1450年頃 - 1516年8月9日)は、ルネサンス期のネーデルラントフランドル)の画家

ボスはヨーロッパ各地の王侯貴族たちからの依頼に応じ、多くの作品を制作した。特にスペインフェリペ2世はボスの絵画の熱烈な愛好者であり、マドリードに傑作の多くがある。

ただ、残された作品数が少ないのと、人物像が不明なため、色んな憶測がある。

本作は、中でも、プラド美術館が所蔵する三連祭壇画「快楽の園」について、各種の好事家たちの意見を聞く構成になっている。没後500年を記念して。

この絵の中には、さまざまな謎が隠されており、興味を引く。

日本の地獄絵的なところがあり、人による解釈は様々。

日本でも、彼の作品が最近公開されたこともあり、話題になっている。

特異な絵なので、興味のある方には、面白いだろうが、凡人には、中世の画家の作品について、知識が増えることくらいか。


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「人生はシネマティック!」第二次世界大戦中のロンドン、映画製作の裏側!

2018-06-17 09:35:38 | イギリス映画

おすすめ度 ☆☆☆

PG12

女性を主人公にして、映画製作の裏側を描いた女性監督(ロネ・シェルフィグ)の作品。

1940年のロンドン、あのダンケルクの戦いでの姉妹を題材にした映画の裏側。男社会の映画界で、奮闘する女性シナリオライターの物語。

訳あってシナリオライターになったカトリン(ジェマ・アータートン)様々なトラブルを乗り越えて一本の映画が作られる。戦時下のため、当局からの検閲や、アメリカ向けにということで急きょアメリカ人起用とか。

一方で、人生の方は、男社会の夫とぎくしゃく、シナリオ仲間と恋に落ちる。

だが、そこは、シネマチック。突然の┄

1940年代の映画ということで、クラシカルな映画がふんだん。

映画好きにはいいかも。

 

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「終わった人」、定年を迎えた男の生きざま!

2018-06-16 17:10:46 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)

終活映画なので、年配が多い。

万引き家族といい、年代にあった映画は好まれるものだ。

まあ、自らの経験と照らし合わせるのも一興か。

脚本家・内館牧子による同名小説の映画化。監督がホラー映画の中田秀夫だが無難にまとめている。

終わった人と言っても、東大卒の大手銀行から子会社に出向。だがまあ、エリートのばりばり、まあ、そんな人が終わった人なんてあり得ないので、まさにフィクション。

それを、イケメンの舘ひろしが演じるものだから、ますます現実と乖離。

ただ、まあ、あるある話の連続なので、見ている分には面白い。

妻との関係も、ぎくしゃく感が否めず、卒婚なる話もうべなるかな。

おまけに、ジムで知り合ったやり手社長の会社の顧問に。そこまではいいが社長が死んで、取引先に逃げられるは。会社の借金を肩代わり。たくわえがあったとしても大変。

あくまで、作り話ですから。

本当に、終わった人ではありません。妻に黒木瞳。

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「はじまりのボーイミーツガール」、12歳少年の初恋物語!

2018-06-15 09:03:35 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆☆★

フランスでベストセラーになった青春小説の映画化

クラスで落ちこぼれの12歳の少年ヴィクトール。

優等生マリーにあこがれるが、彼女を好きになる優等生がいた。

そんななか、急に声をかけられ、勉強を習うことに。

マリーは、チェロの演奏が好きで、音楽院にあこがれていた。

マリーには、視覚障害の病があり、徐々に視力を失いかけていた。

そんな彼女を、一途に愛する少年の恋物語。

一方、マリーにとっては、音楽院受験の夢を叶えたいとの希望があった。

胸キュンの12歳、恋をするには少し早すぎるが、

二人の可愛い演者によって、みずみずしい青春が描かれている。

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