おすすめ度 ☆☆
ラストに流れる、日本の演歌「釜山港へ帰れ」。懐かしいメロディだ。
その哀愁漂う、兄弟の悲劇だが。題名のヒョンジェは韓国語の兄弟。
父母が警官のもとで育った双子の兄弟テジュとテソン。
だが、幼いころに父母は亡くなり、施設に預けられる。
そして二人は、青春期、施設長の娘チャンミに恋心を抱く。
だが、二人は、違う道を歩む。
兄は警官に、弟は釜山のヤクザに。
古陶器に密売にかかわるやくざ。
ここで、兄弟の対決に。
だが、話は絡む。
弟と張り合うやくざの存在だ。
この男がチャンミを誘拐し、二人は再会するのだが。
ヤクザゆえのアクションシーンが展開する。
香港ノアール映画の焼き直しのように見えるが、深みに欠ける。