季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

東海道五十三次(岡部宿)

2007-12-03 08:57:35 | インポート

山間の岡部を過ぎと藤枝へ向く道は平たんとなる。
丸子から宇津ノ谷を越えてたどり着く、山間の小規模な宿。大規模な大名行列があった場合には、夜具などを隣の宿から借りなくてはならないこともあったそうだ。現在の岡部町は宇治、八女と並ぶ玉露の名産地となっている。

途中横内地区には「抱地蔵尊」がある。また全居寺の「洗心童子」の横に一句あり、「はけば散り はらえばまたも積もる 人の心も 庭の落ち葉も」という人生訓が詠まれていた。

藤枝宿に程近い須賀神社には樹齢500年、幹周り24mの古木が聳え立つ。また街道はずれにある蓮華池公園の藤棚はシーズンには見事であると言う。

ここ藤枝宿まで6.7kmの道程である。


広重の絵は「宇津之山」を越える旅人と、薪を背負った村人が狭い山間を行き来している。

 

 


 12月より咲いている花「ヒマラヤ雪の下」

開花時期は、12/15頃~  4/20頃。
・ヒマラヤ地方原産。明治初期に渡来。     
・きれいなピンク色の花。長い間咲く。     
・暑さ寒さに強いが湿気を嫌うらしい。     
・林下や岩の間で生育する。               

・名前は、ヒマラヤ、シベリア地方に多くて 
  寒さに強く、冬でも常緑の葉を雪の下から 
  のぞかせていることから。               
  (または「雪の下科」であるところから)。
・葉は革質で固い。葉や茎にタンニンを多く 
  含むので、ロシアではこのタンニンを     
  製革用に使用している。                 
・何年たっても草姿が乱れないので園芸品種と
  して人気がある。

(季節の花300より)

                     


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