広重が描いた「小夜の中山峠」の麓に拓かれた宿。国道1号線の開発のために、武士階級の旅籠「河坂屋」や庶民の宿「萬屋」など、江戸時代の建築がいくつか残されており、地元の人が案内してくれる。
日坂宿をでるとすぐ「事任(ことのまま)神社」がある。「東海道膝栗毛」にも登場している神社である。ここには樹齢600年の大クスもある。
山内一豊が入城した掛川城は掛川宿にある。天守閣からの眺望は素晴らしい。掛川では明治のころからの娯楽で「吹き矢」があり、昔はスズメを捕ったらしい。
東海道の名物は、「安倍川餅」に膝栗毛の弥次さん喜多さんも好んで食べた丸子宿の「とろろ汁」。宇津ノ谷峠の「魔除け十団子」。日坂の夜泣き伝説の「子育て飴」。その手は桑名の「焼き蛤」など、結構旨いものが多い。掛川宿まで7kmの道のりである。
広重の絵は「小夜の中山」宿場の日坂宿は五十三次の中に入らない小さな中継ぎの宿場であるが、本陣跡等
当時の史跡が残り、旅篭もそのまま保存されている
12月より咲いている花「蠟梅」
開花時期は、12/25頃~翌3/15頃(蝋梅)。
・お正月頃から咲き出す。
花の少ない季節なだけにうれしい花である。
・とてもよい香り。
・中国原産、日本には17世紀頃に渡来。
・「”蝋細工”のような、梅に似た花」から
「蝋梅」の名になったらしい。
寒さや霜から身を守るために蝋細工状なのかな?
また、臘月(ろうげつ:陰暦の12月)に
梅に似た花を咲かせるところから、とも。
・よく見られるのは蝋梅のうちの
「素心蝋梅(そしんろうばい)」。
花の外側だけでなく内側も黄色いのが特徴。
ふつうの「蝋梅」は内側がちょっと赤っぽい。
私が撮った写真はほとんど「素心蝋梅」です。
・葉っぱは、ふつう花が咲く前に落葉するが、開花時に
まだ残っていて徐々に落葉する場合もあるようです。
・1月27日の誕生花(蝋梅)
・花言葉は「先導、先見」(蝋梅)
(季節の花300より)