藤川宿は東海道以前の鎌倉街道時代からあった古い宿場である。藤川宿と言えば「むらさき麦」が有名。芭蕉の句にも「ここも三河むらさき麦のかきつばた」とある。現在、宿の西の出入り口の畑に「むらさき麦」の栽培地がある。
国道を外れると静かな町並みの藤川宿に入る。西の棒鼻を過ぎると松並木が続く。乙川は源氏ボタル発祥の地と言われる。
藤川宿の江戸よりの入口に東の「棒鼻」に着く。名物の麦ご飯を食べれる。
岡崎は、八丁味噌の町。筋違橋を渡ると「岡崎二十七曲」が始まる。城下町は防衛のために街道をジグザクにしたらしい。本陣跡を過ぎ矢作川まで続く。
岡崎宿迄は6.6kmの道程である。
広重の絵は「藤川・棒鼻ノ図」である。幕府から朝廷へ馬を献上する行列が、棒鼻を通過して藤川宿に入る様子が描かれ ている。 身を低くして行列を迎える宿役人、そのうしろに子犬を配しているのが滑稽だ
冬にも見られる「葉ぼたん」
開花時期は、 4/ 1頃~ 5/10頃。
・ヨーロッパ原産。17世紀に渡来。
・写真左は花が出てきていない状態のもの。
2月頃から中央部がだんだん盛り上がってきて、
4月頃からその先端に花をつける
「駿河の初日(するがのはつび)」などの
園芸品種も多い。
・キャベツやブロッコリーの仲間。
葉はキャベツにそっくり。
「花キャベツ」という別名もある。
(季節の花300より)