季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

東海道五十三次(新居宿)

2007-12-15 06:48:50 | インポート

箱根と並び関所のあった宿。関所は舞阪宿との渡し場であり「海の関所」と言われた。平成14年、埋め立てられていた船着場が姿を現し、関所の建物も面影をとどめている。
新居関所を出ると、海と観光の町を離れ穏やかな道が続く。松並木が800m続く中を歩き、途中いちご狩の看板が見える。ここのいちごは「章姫(あきひめ)」という品種で甘い。
街道筋を少し離れると、遠州灘の海岸まで足を延ばせる。
街道には潮見坂よりも海が見える。潮見坂の手前には、蔵法寺がある。

徳川家は265年間政権を維持したが、御三家と言われるのは、尾張徳川家(名古屋)、紀州徳川家(和歌山)。水戸黄門でお馴染みの水戸徳川家(水戸)の親族で徳川幕府を支えた。

白須賀宿までは6.5kmの道程である。


広重の絵は「荒井・渡舟ノ図」である。新居の関所を出て江戸に下る大名舟江戸と京に上る乗合舟。大名舟は幔幕を張り毛鎗吹流等を立てている。乗合は一艘いくらで客数で割るのであるが、安永五年頃で359文であったと言われている。右の砂浜には箱根と並び厳しいと言われた周囲を柵で囲った関所が見える乗合舟の乗客に欠伸をしている者もいるが、みな下船の準備で忙しそうである


冬に実をつけている「夏みかん」

5月頃、白い5弁花が咲く。           
・晩秋にだいだい色の実がなるが、       
  そのまま取らずに翌年の初夏までたつと 
  樹上で熟し酸味が抜けて食べやすくなる。
・本当の呼び名は「夏橙(なつだいだい)」
  だが、商品名としてはいまいちだったため
  「夏九年母(なつくねんぽ)」となり、 
  明治の末頃から「夏みかん」と呼ばれる 
  ようになった。                       

・江戸時代中期に山口県の仙崎(長門市)に
  漂着した果実の種子が夏みかんの起源。 
  明治時代からは、仙崎の近くの萩地方へ、
  また、次第に全国に普及した。         
  現在、山口県の県花になっている

(季節の花300より)

 


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