江戸時代「越すに越されぬ」と表現された大井川に面した宿。川越えの方法は、川会所で札を買い、川越人足にこれを渡して肩車や蓮台などで渡るというもの。値段は川の水位によって段階的に分けられていた。
大井川には木造の「蓬莱橋」が架かり、橋は対岸の牧ノ原台地開拓のために架けられたと言う。島田宿の鎮守は「大井神社」がある。
橋を渡ると、静かな街道が続き金谷宿に入る。
「髷も島田の由比ガ浜」の名台詞「白波五人男」の一人、弁天小僧の名台詞だが、日本髪の「島田」は島田宿の遊女が結い始めたからとの説がある。主に未婚の女性が結う。文金高島田、つぶし島田など種類も多い。
金谷宿は佐塚屋本陣跡がゴール、行程3.9ｋｍと短い。
広重の絵は「島田 大井川駿岸」大井川を渡っているのは大名行列らしい、その後を旅人がついて行く図。
１２月より咲いている花「水仙」
開花時期は、１２／１５頃～翌４／２０頃。
早咲きものは正月前にはすでに咲き出して
いる（「日本水仙」「房咲水仙」などの
早咲き系は１２月から２月頃に開花）。
３月中旬頃から咲き出すものは花が
ひとまわり大きいものが多い。
（「ラッパ水仙」や「口紅水仙」などの
遅咲き系は、３月から４月頃に開花）
・地中海沿岸原産。平安末期に中国から渡来。
・漢名の「水仙」を音読みして「すいせん」に
なった。漢名は「仙人は、天にあるを天仙、
地にあるを地仙、水にあるを水仙」という
中国の古典から。
きれいな花の姿と芳香がまるで「仙人」の
ようなところから命名された。
・学名でもある英名「ナルシサス」はギリシャ
神話の美少年の名前で、泉に映った自分の
姿に恋をして毎日見つめ続けたら
いつのまにか１本の花になってしまった。
”ナルシスト”の名はここからくる。
・イギリスの国花の一つです。
（季節の花300より）
